恐怖を克服する唯一の方法

今回は、感情をどのように克服するかについてのOSHO の教えです。

私たちは恐怖や怒り、嫉妬、憎しみなどさまざまな感情を感じ、その感情に我を忘れたり、その感情のために眠れなくなったり、その感情の処理のために多くのエネルギーと時間を使っています。

OSHOの素晴らしいところは、どのようにしてそれらの感情に対処すれば良いかということを具体的に手取り足取り、その方法を教えてくれているところです。

イエスの場合、片方の頬をひっぱたかれたら、もう片一方の頬を差し出しなさい、と教えられます。

もちろん愛を持ってそのようにできればいいのですが、凡夫の場合、ひっぱたかれたら、カッと頭にきて、やり返そうと思うのが普通ではないでしょうか?

でも、イエス様がそのようにおっしゃっているから、ということで、その怒りは我慢して、もう片一方を差し出したら、またそちらもひっぱたかれたら、どうするんでしょう?

もう片一方を差し出すときだって、怒りを内側に抱えたままだと、もう片一方の頬を差し出す行為も偽善的な行為になってしまいます。
内側の怒りは行き場がなくて、無意識の中に抑圧され、機会があればその怒りはどこかで吹き出しかねません。

イエスや仏陀は「怒らないように」、ということは教えますが、ではその怒りはどうすればいいのですか? ということに対しては教えてくれません。

せいぜい愛や慈愛を持ちなさいということなんですが、それを持つことができれば苦労しません。

OSHOのもとには、西洋から有名なトップのセラピストたちが集まってきていました。

西洋のセラピストたちは、フロイトやユング、アドラーやライヒなどさまざまな西洋の心理学的な見地に基づき、セラピー療法で現代社会に生じる人々の精神的な問題を扱い、癒やそうとしていました。

アメリカの人間の潜在的可能性開発運動(ヒューマン・ポテンシャル運動)で有名なエサレン研究所をはじめとする、それらの最先端で活躍していたセラピストたちが、OSHOのもとに続々と集まってきていたのは、そのOSHOの人間心理に対する洞察に惹かれてやってきていた人たちが多くいました。

そして、彼らはOSHOの洞察を自分たちのセラピーや療法に取り入れていったのです。

かつまた、そういう西洋の最先端のセラピストのグループやワークショップが盛んにアシュラムの中で行われ、西洋人の人たちは、瞑想にいたる準備として、それらのグループを受けていたりもしました。

OSHOは語ります。

  恐怖に直面しなさい
  それに遭遇しなさい
  恐怖の目撃者になりなさい
  それこそが克服するための唯一の方法だ
  そしてただ克服するだけではなく
  恐怖の中に隠れているすべてのエネルギーを解放する方法だ

  それをより良い目的のために
  より創造的なことのために

  あらゆるものがエネルギーを持っている
  恐怖、怒り、嫉妬、憎しみ
  あなたは気づいていない
  これらのものすべてがあなたの生命を浪費している事実に
  あなたのエネルギーは 本当にたくさんの穴から漏れている
  これでは あなたは遅かれ早かれ破産することになる

つまり、恐怖やその他の感情は、避けたり抑圧したりするのではなく、それらに直面し、目撃すること(witness)が必要だというのです。

そうすることで、それらの感情を克服し、そのエネルギーを解放することができる。

でなければ、自分のエネルギーを感情的なことに浪費してしまうことになる、と。

しかもそれだけではなく「目撃すること」によって、それらの感情的なものは消えてしまう、というのです。

OSHOは語ります。

  そして もうひとつの覚えておくべき重要な点は
  もしあなたが 何かを目撃したら
  恐怖を、怒りを、憎しみを目撃すれば
  それらは消えていくということだ
  途方もない量のエネルギーをあなたの中に残して

  それをあなたは創造性に使うことができる
  あなたはそれを使わなくてはならなくなる
  漏れる穴が消えてしまったのだ
  あなたはエネルギーで溢れるようになる

  だがもしあなたが目撃したら
  あなたの愛を、慈愛を
  親切を、謙虚さを(目撃したら)
  それらは消えていかない

  それらもまた途方もないエネルギーを持っている
  だがそれらを目撃すればするほど
  それらはあなたの中でますます強くなっていく
  それらはあなたを征服し あなたを圧倒することになる
  だからこれこそが判断基準だ

これらのOSHOの教えのひとこと、ひとことは、実際に日常生活のなかで、自分で試してみることができるエクササイズにもなります。

最初はなかなか難しいかもしれないし、「目撃する」というひとことを実践することが難しいと感じるかもしれません。そうするのには簡単なコツがあったりもします。

「目撃する」というのは、瞑想のなかでのエッセンスでもあるので、そういうときには瞑想を深めていくことをされるのが近道です。

それらのこと日々実践してみて、試してみることで、日常生活での感情への対し方がずいぶんと変化するでしょう。
それらの感情にエネルギーを消耗することがなくなることだけでも、身が軽くなります。

「私があなた方に与えるのは スピリチュアルな人生の秘密のすべて」

だとOSHOは語ります。

愛が開花していくための秘訣。

恐怖や怒り、憎しみを慈愛や創造性に変容していくための錬金術。

そして錬金術師たちが、実際は何をしていたのか。
その秘密をOSHOはこのビデオの後半部分で解き明かしています。

それでは、OSHOのお話をお楽しみくださいね。

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