成熟は、その人を愛そのものにする

Oshoはここで、成熟した人はどういう人かについて語っています。

成熟する方法についても、語っています。

では成熟した人とは具体的にはどのような人なのでしょうか?

Oshoはここで、成熟した人について語りながら、自らの体験を語っているようです。

成熟した人とは、まさにOshoのような人です。

人は自分自身に深く入ってゆけばゆくほど成熟する
自らの実存のまさに中心に到達したとき、完全に成熟する

ところが、その瞬間に人物は消滅する
ただ臨在だけが残る

自己は消滅する
ただ沈黙だけが残る

知識は消滅する
ただ無垢だけが残る

私にとって、成熟とは達成のもうひとつの呼び名だ
あなたは自らの内に秘めた可能性を成就した

それは現実のものとなった
種子は長い旅ののちに開花した

成熟にはある香りがある
それは個人に計り知れない美しさを与える

それは知性をーー
あり得るかぎり、 もっとも鋭い知性を与える

それは、人を愛そのものにする
その人の行為は愛だ
その人の無為は愛だ
その人の生は愛だ
その人の死も愛だ
その人は、まさに愛の花だ

ゴールド・ナゲッツ」 by Osho

Oshoの素晴らしいところは、彼の言葉には嘘がないことです。

つまり、Oshoはその語っている言葉どうりに生きている人なのです。

Oshoが成熟した人について語っていることは、まさにOshoについて語っています。

成熟した人とは、Oshoその人なのです。