最初にOshoの言葉から。
ここでOshoは「ゾルバ・ザ・ブッダ クラブ」
で覚えておくべきことをひとつ教えてくれています。
「リメンバー」
瞑想の心得についてです。
<Oshoの言葉>
気づきは瞑想
ひとつのことを覚えておきなさい
瞑想とは、気づきを意味する。
気づきをもって行うことは
すべて、瞑想だ。
行動が問題なのではなく、
あなたが自分の行動に
もたらす質が問題なのだ。
注意深く歩けば、
歩くことが瞑想になる。
座ることも、注意深く
座れば瞑想になる。
鳥の声に耳を傾けることも、
意識して聞けば瞑想になる。
もしあなたが油断なく、
用心深く耳を傾けていれば、
自分の心(マインド)の中の声に
耳を傾けるだけでも、瞑想になる。
要するに、眠りながら
動いてはいけないということだ。
そうすれば、あなたがすることは
なんであれ、瞑想になる。
Osho
「自分の心(マインド)の中の声に耳を傾けるだけでも、瞑想になる」
ということはあまり聞かない言葉だと思います。
普通は、瞑想をするためには無心でならなければならない、ノーマインドでなければならない。
というふうに教えられて、
マインドを排除しなければと思って、
悪戦苦闘して、
ついには瞑想を諦める。
ということになるのではないでしょうか?
Oshoの瞑想では、マインドはそのままでいいのです。
そもそもマインドを排除することはできません。マインドを排除しようとするのもマインドだからです。
ただ、それ(マインド)をそのままにして、気づいていればいいのです。
あなたはマインドではなく、マインドはただ通り過ぎていくだけです。
その青空に気づいていればいいだけです(気づきに気づく)。
そうしていれば、ただ青空でいるときもあるでしょう。
ここでOshoが語っているのは、その雲(マインド)に気づいていることができれば、それもまた瞑想だっていうことですね。
ただ、そのマインドに巻き込まれないように、そのマインドに気づいているためには、マインドをマインドとして認識することが大切です。
それが結構難しいのですけどね。
気がついたら、すでにマインドの中、ということが多いですし、そんなとき、気づきは忘れ去られてしまいます。
そのことに気づいたら、今そのことに気づきを取り戻せばいいですね。
「リメンバー」
今日はここまでにします。
えたに