「存在について」シリーズ(3)

Oshoの言葉

「存在について」シリーズ(3)

瞑想は、頭からハートへ
ハートから存在への道だ

私は、すべての科学者が
ハートに耳を傾けてほしい。

そうすれば、
科学の性格そのものが変わるだろう。

死のための科学ではなく、
よりもっと破壊的な兵器を
作り出すこともないだろう。

科学は生命に奉仕するもになるだろう。
より良いバラ、もっと香りのするバラ、
さらに良い植物、さらによい良い動物、
さらに良い鳥、
さらに良い人間を創造するだろう。

しかし、究極のゴールは、
感じることから存在することへ
移行することだ。

そして、もし科学者が、
客観的世界に関する限り
彼の頭を使うことができ、

人間関係の世界に関する限り
彼のハートを使うことができ、

存在そのものに関する限り
彼の存在(Being)を
使うことができるならば、

その人は完全な人間だ。
       Osho

私は、すべての科学者が
ハートに耳を傾けてほしい。

そうすれば、科学の性格
そのものが変わるだろう。

死のための科学ではなく、
よりもっと破壊的な兵器を
作り出すこともないだろう。

まさにその通りですよね。

今日の、世界の状況に気づきをもたらすための情報にも紹介しましたが、

科学者がハートに耳を傾けるようになれば、
科学者自身の科学に対する取り組み方も変わるでしょう。

これは科学者に限らず、政治家もそうです。

そして、わたしたちも含めて、すべての人に当てはまることです。

瞑想は、頭からハートへ
ハートから存在への道だ

瞑想とは何か?

というふうに問われた時、
これはとてもシンプルな答えです。

ただ問題は、

ハートとは何か?
存在とは何か?

ということがわからないことです。

なぜなら、頭には、「ハート」とか「存在」は理解できないからです。
それは瞑想によってしか理解できないものだからです。

瞑想はそのことに気づかせてくれるツールです。

ハートも存在も、そもそもが、私たちが持っているものです。
もっといえば、私たちはその存在の中に生まれてきているのです。

なのに、そのことがわからないって、おかしいですよね。

それはちょうど、海の中に生まれた魚が、
海の中にいながら、海のことがわからないのと同じです。

そのことがわからないのは、私たちが頭だけで生きているからです。

人生は頭だけではない、
ということに気づかせてくれるのが瞑想だとも言えるかもしれません。

そのためにどうすればいいのか?

しかし、究極のゴールは、
感じることから存在することへ
移行することだ。

つまり、ハートから「存在」へと移行することですね。

そうすることによって、はじめて、
頭の使い方、ハートの使い方、存在の使い方がわかるようになると、Oshoは言います。

客観的世界に関する限り
彼の頭を使うことができ、

人間関係の世界に関する限り
彼のハートを使うことができ、

存在そのものに関する限り
彼の存在(Being)を
使うことができるならば、

その人は完全な人間だ。


頭だけの人間から、完全な人間になるためのツールが
瞑想ということになります。

今日はここまでにします。

えたに