今回見て欲しいのは、Oshoのダンス。
このインタビューが始まる前に、手拍子をしながら、踊るOshoの姿。
当時、1985年、アメリカのオレゴンのコミューンで、これらの一連のインタビューが行われていた頃、確かジーザスグローブと言われていたかと思いますが、そのインタビューが行われる部屋に入るときには、人々がその家の玄関から50メートルほど両脇に並んでOshoが到着するのを迎えます。
Oshoがその家の近くまで来て、ロールスロイスから降りて、家に入るまでの間、Oshoのダンスに合わせてみんなが踊り、手を打ち、ミュージシャンはそのOshoのあとをバイオリンを弾き、アコーディオンを奏で、笛を吹き、ちんどん屋ではないですが、歌い、踊り、笑い、最高に楽しいひとときを過ごすのです。
私が初めてOshoをすぐ目の前で見たのも、そのダンスの現場でした。
当時私はアメリカのコミューンを訪れていて、そこで行われていたワークショップやグループに参加していました。
1日のグループが終わって、宿泊していたテントに戻ると、招待状がベットの上に置いてありました。
あわててその列に参加するために駆けつけたのですが、ぎりぎり間に合ったぐらいだったので、その列の最後尾に加わりました。
すると、その列に加わったと同時に、Oshoの乗ったロールスロイスが到着しました。
それはちょうどOshoがロールスロイスを降りてくるのをすぐ近くに見ることのできる場所だったのです。
そこでロールスロイスを降り立つOshoを見て、びっくりしました!
なんと、Oshoは私より、背が低い!
小柄なんです。
ちょっとした衝撃でした。
それまでOshoの身長のことなど考えたこともなかったのですが、自分よりも大きな人だとすっかり思い込んでいたのです。
Oshoにはカリスマがあり、ビデオで見るOshoはオーラが大きいので、彼自身も大きな人だと思っていたのです。
そして忘れられないのがこのOshoのダンスです。
そのダンスはプーナでOshoが講話をときにも、ロールスロイスを降りて、ポーディアムに現れ、講話をする椅子に座るまでの間、Oshoのダンスに合わせて、みんなが手拍子で盛り上がるの常でした。その時の喜びと楽しさは忘れられないひとときです。
Oshoの手振りひとつで、そのちょっとした動作で、これほど人を踊らせ、笑わせ、楽しくさせる人って、まぁ、ちょっといないですね。
そして今回、Oshoが動画で話していることは、まさに本当です。
今回のインタビュアーは、非常に洞察力のある人だと思われます。
質問はこうです。
「1ヶ月以上にわたって、あなたは世界中のメディアから毎日インタビューを受けています。あなたのヴィジョンのなかで、メディアはどのような役割を果たすのでしょうか? あなたを一度テレビの画面で見たことで、誰かの人生が変わることがあるのでしょうか?」
これに対する答えのなかで、Oshoは
「ただ、写真を見ることだけで、
ただある発言を読むことだけで、
ただ私の顔をテレビで見ることが、
きっかけになるかもしれない」と答えています。
Oshoは語ります。
それはただ、
あなたのハートが触れられたかどうか、
という問題だ
ハートはどんなものにも触れられうる
それはただ私の声
あるいは ただ私の手の動きかもしれない
それは予測不可能だ
なぜなら
個々の人々のハートに何が起こるのか
何がハートに触れるかは
分からないからだ
ひょっとしたら 私の静けさが
二つの文章の狭間に起きる 間が
ときには文章の途中で起きる 間が
そこにすでにある何かを
呼び覚ますのかもしれない
この動画を見て、あなたのハートに何か触れるもがありますか?
このOshoの講話を見ていると、これまでに私のハートに触れたOshoの声、Oshoの目、そのしぐさ、言葉、静けさの瞬間のかずかずが思いだされます。
あるとき、Oshoの講話が終って、椅子から立ち上がったとき、すぐ間近に坐っていたOshoの目と私の目が合った時の衝撃は、最も忘れられないことのひとつです。ただ目と目が合うことで、そのようなことが起こりうるとは。
私などはOshoの本を読みはじめて、何年も経ち、何十冊と本を読んで、やっとOshoに会いに行ったのですが、ただひと目Oshoの写真だけを見て、直ちに会いに行った人たちを何人も身近に知っています。
ひと目Oshoの写真を見ただけで会いに行くのは、たいていは女性で、何年もOshoの本を読むだけで終ってしまうのはその大半が男性です。
それでは、Oshoのダンスをお楽しみください。
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今日はこれまでとします。
えたに