この講話は世界の温暖化と世界のあり方のヴィジョンについて語られています。
質問は、理想的な社会に関する展望とコミューンのあり方や、その相互関係などについてです。
まず最初に、「相互依存」という概念について、Oshoは語っています。
世界は相互に深く関連し、依存しあっているということについてです。
ですから、人間が森林を切り倒して環境を破壊していることが、地球の温暖化を引き起こしていることをはじめとして、ひとつのものごとが相互に依存しあって、さまざまにつながっていることの原理が述べられています。
したがって、今のように人類が環境を破壊していることは、自分の手足を切り落としているようなものだとOshoは語っています。
そして、そのあとコミューンのあり方について語っています。
コミューンというのは、日本で言えば「村」のようなもので、人口が5000人から5万人ぐらいの社会のことです。
今の大都市の弊害と、その村では、どのような生活が可能かということについての理想社会が語られています。
貨幣経済についても語られていますが、基本的にはお金は不要で、物々交換のようなあり方が述べられています。
ここまでくると、ちょっと現実離れしているように思えて、ついていけなく思うこともありますが、しかし現代の行き過ぎた資本主義社会を見ると、Oshoが言っている社会のあり方も、考えてみる価値はあるようにも思います。
一時期地域貨幣などの考え方が流行ったりもしていましたし、資本主義の限界が議論され、新しい社会のあり方が模索されている時代になってきているので、お金のあり方も含めて、社会のあり方を根本的に考えてみるきっかけにはなるかと思います。
この動画は150円の1週間のレンタルの動画になっています。日本語の字幕付きです。
上記の考えなどに興味がある人、未来の社会について考えてみるには、参考になるかと思います。
(こちらの動画は、削除されてしまったようです。
タイトルについての動画ではありませんが、
Oshoの別の動画が掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。)
今日はここまでとします。
えたに