ただ状況を受け入れなさい

ただ状況を受け入れなさい

ジョティの手記を読んでいると、Oshoはどんな状況のなかにいても、それをとても楽しみ、くつろいでいることができるようです。

いったい、そういうことがどのようにすればできるのでしょうか?

それはジョティの疑問でもありました。

そんなOshoの秘密の鍵を手に入れたいと願っていました。

その秘密がここに明かされます。

ジョティは語ります。

「 午後になってとても暑くなり、Oshoは簡易ベッドの上で昼食後の昼寝をしています。

他の友人たちは出かけました。

私はドアの掛け金をかけて、簡易ベッドのそばの床の上に座り、小さなウチワを扇いでOshoに風を送り始めました。

しばらくしてOshoが目を開いて「手を止めて、休みなさい」と言いました。

私が疲れたと思ってくれているのかしらと思いました。

でも、Oshoに少しでも居心地良くいてもらうようにすることを、本当に楽しんでいるのです。

Oshoに「大変な暑さです。このまま続けられます」と言いました。

Oshoは 「ただ状況を受け入れなさい。そうすれば問題はない

そう言って再び目を閉じました。

私は手を止めて、ゆっくりとベッドから離れました。

カーテンのない窓の外でピョンピョンと飛びながら部屋の中を覗いている、好奇心でいっぱいの人たちに気づきました。

Oshoを見ると、黄金の王冠をつけた王様のように休んでいます。

夜になり、Oshoが使っているマットレスをテラスに移動し、その床の上にOshoのベッドを作りました。

ここなら涼しいし、それにOshoは空の下で寝るのが大好きです。

するとOshoは皆もそこで寝て、星と月を楽しむように言いました。」

一万人のブッダたちへの百話

 

今日はここまでにします。

えたに