Oshoの母親がOshoの弟子になりました。
そのあとOshoの父親も弟子になっています。
私がインドのプーナにあるアシュラムに行っていたころは、Oshoのお母さんはアシュラムの中に住んでいて、時々姿を見かけました。
とても小柄な人で、いつも誰かが訪れていて、気さくな感じの人でした。
それにしても、今回のOshoのお母さんがサニヤスを取る場面はとても感動的です。
まさに人類の歴史が初まって以来の出来事です。
それでは、「一万人のブッダたちへの百話」より「母親が光明を得た息子の弟子になる」をお楽しみください。
ジョティは語ります。
「 Oshoはボンベイのパトカル・ホールでマハヴィーラについて講話をしています。
パユーシャンというジャイナ教の宗教祭が8日間にわたって行われているのです。
今日はガダルワラからやって来たOshoの母親と叔母が講話の前にサニヤスを取ります。
客席は満員です。
Oshoはいつもより三分早く到着し、皆に手を合わせてナマステをした後、蓮華座に座って目を閉じました。
すると突然に、オレンジ色のサリーを着たふたりの年老いた女性が客席を通ってポーディアムまで行ってOshoに向かってお辞儀をしました。
Oshoはゆっくりと立ち上がり、まずふたりの足許に触れてから、彼らの首にマラをかけました。
その光景全体があまりに深い感動を与えるものなので、客席のあちこちで友人たちがすすり泣き始めました。
またOshoが母親と叔母の足許に触れる姿に、私のマインドはすっかり吹き飛ばされてしまいました。
私には空が大地に触れるために降りてきたように感じられました。
あれほどの高みに達し、これほどに素朴で謙虚な人は信じがたい存在です。
母親が光明を得た息子の弟子になるなど、人類の歴史が初まって以来の出来事だと思います。
愛するマスター、この記念すべき場面に立ち会う機会を与えて下さったことに感謝をします。」
今日はここまでにします。
えたに