目覚めよ

Oshoは同じことを、違った角度から、

また別の表現で、なん度もなん度も

説明してくれています。

今回は目覚める、ということについてです。

「目覚める」という言葉は、

この「ゾルバ・ザ・ブッダ クラブ」でも、テーマとなっているキーワードです。

目覚めるというのはどういう意味なのでしょう?

そもそも、何から目覚めるのでしょう?

<Oshoの言葉>

WAKE UP!

あなたの眠りはマインドだ。
あなたが眠っているのは、
過去か未来かのどちらかだ。

その両方が眠る方法だ。

私が何度もなん度も「
目を覚ませ!」と言うとき、

仏陀が「目を覚ませ!」と言うとき、
単純な現象を示している。

今のこの瞬間に来なさい。
        Osho

私たちがマインドの中にいるとき、

それは、仏陀(目覚めた人)から見れば、眠りこけた状態の中にいることなのです。

マインドの中にいる時は、
私たちは、過去のことを考え、
未来のことを考えています。

決して今ここにいることはありません。

そしてマインドの中にいる時は、

エゴ(自我)が考えているのであり、
エゴが評価し、比較し、批判し、
ジャッジし、計算しています。

私たちがマインドの中にいる時、
私たちが、今この瞬間にいない時、

私たちは眠りこけているのです。

目覚めた存在から見れば、

私たちが、第2次元のマインドの世界に住んでいる時、

夢幻の世界に住んでいる、ということになるようです。

私たちはマインドの中にいる限り、この現実の世界、リアリティをあるがままに見ることができず、

常にマインドの幻想、
マインドの投影で物事を見ている
ということになります。

そのマインドから目覚める、
ということが大切であり、

Oshoはそのマインドから目覚めるためには、今この瞬間にいることだ、

ということを教えてくれています。

WAKE UP!

It is mind that is your sleep.
You are sleeping either in the past or in the future.
Both are ways of sleeping.

When I say, “Wake up!” again and again,
when Buddha says, “Wake up!” a simple phenomenon is indicated.

Come to the present.
        Osho

今日はここまでとします。

えたに