戦う必要はない

Oshoの言葉

戦う必要はない

気づいているためには
努力をするというのではない

もし目覚めるために努力をすれば
あなたは自分の内側に
緊張を生み出すことになるだろうーー
すべての努力は緊張をもたらす

もしあなたが気づこうとすれば
あなたはあなた自身と戦っている;
戦う必要なない。

気づきは努力の副産物ではない
気づきは
レットゴー(手放すこと)の香りだ

気づきは、明け渡し(サレンダー)、
リラクゼーションが
花咲いていくことだ

ただ静かに、
リラックスした状態の中で

何もせずに、座りなさい・・・
すると気づきが起こり始めるだろう。

あなたはそれをどこからか
引っ張ってこなければならない
こともなければ

どこかから持ってこなければ
ならないものでもない

それはどこからかともなく
あなたに降り注がれるだろう。

それはあなた自身の源の中から
湧き上がってくるだろう

あなたはただ静かに、
座っていればよい
      Osho

 

気づきについて、

目から鱗の言葉です。

もし努力があれば、
24時間気づいていることはできません。

24時間気づいているためには、
努力なしに気づいていることが必要です。

> 気づいているためには
> 努力をするというのではない

これがまず第一の原則になります。

ではどうすれば良いのか?

> ただ静かに、
>リラックスした状態の中で

> 何もせずに、座りなさい・・・
> すると気づきが起こり始めるだろう。

静かに坐って、
何もしないでいれば
春が来て
草はひとりでに生える

結局はこのことに戻っていきます。

> あなたはただ静かに、
> 座っていればよい

 

Oshoの一番弟子のひとり、ジョティという
インド人の弟子が書いた本があります。

「一万人のブッダたちへの百話」という本です。

Oshoの身近にいて、Oshoから受け取ったアドバイスなども
書かれてあり、

この本を読んでいると、

普段Oshoがどのように人に接し、
どのように振舞っていたのかということがわかります。

ジョティがOshoから受けた助言を読むと、

自分が個人的にOshoから助言をもらっているような、
そんな親密感があります。

あるとき、ジョティがOshoと電車で旅をしているとき、
気分が落ち着かなくなったときのことをOshoに話すと、

次のような瞑想の助言を受けます。

「少なくとも一日一時間、  
 静かに座って思考を見守りながら瞑想をしなさい」

そこでジョティが、

「これといって原因がないのに欲求不満を感じるんです」

と返事をすると、

Oshoは次のように言いました。

「期待をするから欲求不満に陥るのだ。
 期待をするのではなく受け入れなさい。

 ありのままの自分も受け入れなさい。
 ただ自分の存在にくつろぎなさい。

 それが瞑想のすべてなのだから」

と言いました。

ジョティの深刻な面持ちを見ると、

Oshoは笑って

さあ、瞑想について深刻になるのはやめなさい。
 すべてを受け入れて楽しむこと、それを学びなさい。」

と言うのでした。
https://oejbooks.com/2016/01/24/osho-meditation-advice/

結局瞑想の基本はここに戻ってきますね。

ちなみに、

「一万人のブッダたちへの百話」

身近に Oshoを感じたい人に、
読み物としても楽しめます。
https://oejbooks.com/products/dtl_7/

絶版になってますけど、
新品が欲しい方は、何冊か在庫があります。
info@oejbooks.com
まで、お問合せください。

今日はここまでにします。

えたに