今ここにある:存在の扉を開く

Oshoの言葉

今ここにある

今ここにあることを学びなさい。

あなたのエネルギーを
過去から引き戻しなさい。

あなたの記憶の中で時間を
無駄にしないように。

過ぎ去ったものは過ぎ去ったのだ。
過去にさよならを言い、
その章を閉じなさい。

まだ来ていないものは、
まだ来ていないのだ。
空想の中に
あなたの時間やエネルギーを

不必要に浪費しないように。
なぜなら、どんな空想も
満たされたことはないのだから。

これがために、
あらゆる言語のなかに

このことわざが存在している。

人が物事を計画し、
神が物事を決める
(人事を尽くして、
天命を待つ)

なぜなら、あなたが
未来にあることを
想像したところで

決してそうはならないからだ。

過去と未来から
自分自身を引き戻していけば

あなたは、とてつもない
強烈なエネルギーになるだろう

今ここに集中し、
矢のように今この瞬間に集中する。

その瞬間瞬間に、
今この中で、
気づき、油断なくいて、
見守ることが

列車を乗り過ごさない方法だ。

あらゆる体験は、
あなたがこの瞬間に、
ここにいることを必要としている。

そしてこれはとてもシンプルな秘密だ、
だがそれが存在の扉を開く

すべての神秘、
知るに値するもの、
味わうに値するもの、
感じるに値するもの、
存在するに値するもの、
すべての扉を開く。
    Osho

Oshoはここで、
存在の扉を開くための秘訣をおしえてくれています。

とてもシンプルな秘密。

でもそれが存在の扉を開く。

> そしてこれはとても
>シンプルな秘密だ、

> だがそれが存在の扉を開く

ひらけゴマ

というのは、まさにこのための言葉のように思います。

> 今ここにあることを学びなさい。

今ここにあることの在り方を

丁寧に解説してくれている言葉です。

ただちょっと理解が難しいところは
この言葉です。

>なぜなら、あなたが
>未来にあることを想像したところで

> 決してそうはならないからだ。

思考が実現するという言葉があるように、
現在人間が手にしている文明は、

全て人間が空想したこと、
想像したことから生まれてきています。

それらが実現して、
現代社会の現実になってきています。

しかし、計画することや夢を持つこと、
ヴィジョンを持つことまでを否定した言葉ではありません。

だって、Oshoもこの世を去る時には、

あなた方に夢を託す、
I leave you my dream.

って言ったって言われていますから。

そのOshoのデザインによって、
現在の国際瞑想リゾートが作られましたから。

しかし、Oshoが言っているのは、

今ここにいるとはどういうことか、

そのことを教えてくれています。

>過去と未来から自分自身を
>引き戻していけば

> あなたは、とてつもない
>強烈なエネルギーになるだろう

私たちは、未来のことを空想し、
過去のことを後悔したりして、
今ここにフォーカスしていません。

その強烈なエネルギーをもって、
今ここを生きていません。

というか、

今ここにいることができれば、
それだけの強烈なエネルギーが生まれ、

それが存在の扉、
全ての神秘の扉を開く鍵となる

ということをOshoは教えてくれています。

今日の瞑想:

今ここにある

今日はここまでにします。

えたに