気づきの歌

Oshoの言葉

気づきの歌

ひとりであることをお祝いしなさい
あなたの純粋なスペースを祝いなさい
そうすれば素晴らしい歌が
あなたのハートの中に
湧き上がるだろう

それは気づきの歌となるだろう
それは瞑想の歌となるだろう
それは他から離れた一羽の鳥が
遥か彼方で鳴いている歌となるだろう

特定した誰かに向かって
鳴いているのではなく

ただハートが満たされ
鳴きたいから鳴いているのだ
雲が満たされ、雨を降らせるように
花が満ち花びらが開き、
香りが放たれるように・・・

誰かに向けられることなく
        Osho

最近は、
うっすらと外が明るくなり始める
朝の4時半ごろに
ウグイスの第一声が聞こえます。

最初は短く、寝起きの声が、
だんだんと高らかに、
歌うような鳴き声に変わっていきます。

今年もまた、
恋人を求めて鳴いているのだ
と思っていたのですが、

このOshoの言葉を読んで、
聞き方が変わりました。

特定した誰かに向かって
鳴いているのではなく、
ただハートが満たされ、
鳴きたいから鳴いているのだ

と。

その歌は、

雲が満たされ、雨を降らせるように、
花々が満ち花びらが開き、
香りが放たれるように・・・
誰かに向けられることなく

歌われている鳴き声なのだ、と。

そしてまた、気づきも、

そのようなウグイスの歌のように、

あるいは、

花が満ち花びらが開き、
香りが放たれるように

ハートの中に湧き上がる歌なのです。

それはハートの純粋なスペースの中に湧き上がる、
ひとりであることのお祝いの歌になるのです。

気づきとは、気づくものではなく、

ただハートが満たされ、

その満たされたハートの中に
湧き上がるものだ、

というのは、新たな気づきとなりました。

今日はここまでにします。

えたに