新しい生き方

Oshoの言葉

新しい生き方

瞑想とは行為に反することではない
あなたが人生から
逃避しなければならないものではない

それは単に 
あなたに新しい生き方を教える

そこではあなたは 
台風の中心にとどまる

あなたの人生は より強烈になり
より喜びに満ち より明晰になり
よりいっそうのビジョンを持ち
より創造的になり
それでもあなたは孤高の
丘の上の観照者にすぎない

ただ 
あなたのまわりで起きていることの
すべてを観ている

あなたは行為者ではない
あなたは観る者だ

それが瞑想の秘訣のすべてだ
        Osho

瞑想とは、

何もしないこと。

ただ「在る」ことだ。

というふうに言われます。

だから、何もしないで坐っていれば、
ものごとは自然に起こるのだろう。

というふうに思って、
一日中座っていればいいのかというと、

そういうわけではない、

ということが、

このOshoの言葉からわかります。

しかし、

ただ在る

ということが
わたしたちにはなかなかわかりません。

つい何かをしようとしてしまいます。

いろんな瞑想テクニックを練習したり、
集中しようとしたり、

瞑想中に
いろんなことを考えたりしてしまいます。

そういうことは全て行為になるので、

そういうことはすべて落として

ただくつろいで、
自分の中心にいればよい

というのですが、

マインドの中にいる限り、
それが最も難しいことです。

ただ在るためにできること。

それは、そのことを理解し、
コツをつけめばいいだけだ、

というのがOshoのアドバイスです。

いったんそのコツをつかめば、
24時間、その状態で留まることができる、

というわけです。

だから、まず最初は

「在る」ことのコツをつかむこと。

それはくつろいで、
自分の中心に留まること。

そのことがわかったら、

こんどは、第二段階として、

行為しながらも、
その在ることを続けていけるようにする。

最初は床を掃除したり、皿洗いしたり、
シャワーを浴びたり、散歩したり、

簡単なことから始めて、

その行為の中にいながらも、

自分が中心に定まっていられるようにする。

そしてそれを徐々に複雑なことにも広げていく。

例えば、Oshoは、

話している時にも、
瞑想が乱されることない、

話しながらも、
内側にはなんの波紋もなく、
ただ完全な静寂がある

というのです。

それができるようになれば、

瞑想は新しい生き方になっていきます。

> あなたの人生は 
> より強烈になり
> より喜びに満ち 
> より明晰になり
> よりいっそうのビジョンを持ち
> より創造的になる

というわけです。

なぜなら、そのときは、
その生き方全ての中に、存在があるからです。

マインドからではなく、
存在とともに在りながら、
存在がそれらの物事をするようになるからです。

そうなると、私たちは、
自分では何もすることなく、
ただものごとが起こるにまかせることができるようになります。

そのような行為の中にいながらも、

> それでもあなたは孤高の
> 丘の上の観照者にすぎない

ということになります。

それが瞑想の意味するところです。

それが無為の為と言われていることです。

このことについて、
Oshoが詳しく語っている動画は、
こちらのブログで紹介しています。
https://oejbooks.com/2015/03/01/all-meditation-secret/

今日はここまでにします。

えたに