すべての星々とともに消えていく

Oshoの言葉

すべての星々とともに消えていく

太陽が昇り、星がすべて消えていく
朝の早い時間
あなた自身がすべての星とともに
消えていくのを感じなさい

そして、太陽が昇り、
草の葉の上の露が消え始めるとき、
自分自身も露のように
消えていくのを感じなさい
死をできる限り多くの方法で感じなさい
死の大いなる体験となりなさい
        Osho

死とともにあることの瞑想法です。

禅では、大死一番、という言葉があります。

これは死んだつもりで全力を尽くせという意味や、
死んだつもりで仏道に徹せよ、という意味があります。

これに似た言葉に、

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
という言葉がありますが、

これは、
一身を犠牲にするだけの覚悟があって、
初めて活路を見出すことができる、
というような意味があります。

この両方とも、このOshoの瞑想とは、
意味がちょっと違います。

このOshoの瞑想では、

これまで自分と思っていた
小さなエゴとしての自分が死ぬことで

大いなる存在とひとつになるような

そんな瞑想です。

あるいは、
死は存在しないことを見出すかもしれません。

Oshoは死について、
このようにも言っています。

「死はあなたの敵ではなく、
あなたの一部だ。

あなたはそれなしには
生きられない。

私はあなたがたに言う。
死は架空のものだ。死はない。
死ぬものはなにもなく、
ただものごとは
変化するだけなのだから。

あなたに覚醒があるならば、
あなたはものごとを
よい方向に変えられる。

そのようにして進化は起こる」
                       Osho
(この言葉について、詳しくはこちら

「すべての星々とともに消えていく」

この瞑想によって、
死ぬものはなにもない、
ということを発見するかもしれません。

やってみてください。

今日はここまでにします。

えたに