「私はお金を尊重する
お金はあなたを多次元に豊かにするからだ」
こういうふうに普通の人が言っても、それはある意味当たり前のことを言っているように思われます。
お金は大切にしなさい。
お金があることで豊かになれる。
でも、それを仏陀やキリストがこのようなことを言うことは考えられません。
仏陀は王家の出身であったにもかかわらず、出家して、世俗を脱して精神的な教えを説きました。
キリストは厩で生まれた貧しい生まれで、お金には猛反対。金貸しには激怒したし、お金持ちが天国に行くのはらくだが針の穴を通るより難しい、と言ったと聖書に書かれています。
Oshoも、実はかつては仏陀やキリストの再来の聖者として尊敬され、インド国内を遊説していたころには1万人や1万5千人ほどの人々を前に話をしていた人でした。
でも、そういう人がこういうことを言い出すとどうなるか。
あらゆる非難が巻き起こります。
そんなことは意に介せずOshoは真理を話します。
「あらゆる宗教は富に反対してきた。
なぜなら富は、あなたが人生で買えるものすべてを与えるからだ。
そしてほぼすべてのものがお金で買える。
愛や、慈愛や、光明を得ることや自由などの
スピリチュアルな価値をのぞいては。
しかし、これらのものは、例外で、
例外は常にルールを証明する。
他のものは何でもお金で買える。
そしてあらゆる宗教が生に反対してきたために、
宗教がお金に反対するのは当然だった。
これは当然の結果だ。
生にはお金が必要だ。
生には快適さが必要だからだ
良い食事が必要だ
良い衣服が必要だ
良い家が必要だ
人生には美しい文学や音楽
芸術や詩が必要だ。
人生は広大だ。
クラッシック音楽を理解できない人は貧しい
Osho
お金についてはあらゆる偏見と信念、迷信がまとわりついています。
自分がお金についてどういう信念と信じ込みを持っているのか?
そういうお金に対する信念がその人の経済的な人生を決めているといっても過言ではないかもしれません。
そういうお金についてのつきあい方や考えを見つめるためにも有益な講話だと言えるでしょう。
それでは、Oshoのお金についての講話をお楽しみください。
今回のOshoの服の色にも着目。
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今日はここまでとします。
えたに