今回のOshoの講話は、少し秘教的です。
Oshoは、どうしてそんなことまで知っているのだろうという不思議なことをよく語りますが、この講話もそのひとつです。
この講話ではOshoは肚(ハラ)のセンターについて話しています。
インドではヨーガの伝統のなかで、ヨーギが7つのセンターについて詳細に述べています。
しかし、そこで語られなかったセンターがひとつあります。
それが肚のセンターなのです。
日本人だけがその肚のセンターの存在に気づき、そのセンターを極め、それを美学にさえしました。
「葉隠」がその典型です。
三島由紀夫も、その使い方を間違いましたが、彼の美学のひとつにしていたようです。
ヨーガが見いだした7つのセンターは生のセンターです。
セックスセンターがその源で、生命エネルギーがそこを起点として、そこからクンダリーニエネルギーが上昇し、7番目の頭頂のセンターであるサハスラーラセンターにまで上昇し、存在とひとつになるのです。
それが光明を得るということになるのですが、命の7つのセンターを表しています。
しかし、ハラはそのどれにも属さず、かつまた人生に欠かすことのできないある機能を持っています。
場所はヘソの少し下の奥まったところ。
第2チャクラのセンターのある下腹の領域にありますが、第2チャクラとは区別されています。
日本人は、その機能に気づいたがゆえに、死ぬときには腹(ハラ)を切るのです。
いつもドラマでその場面を見るたびに、どうしてあんなところを切ったりするのか、もっと合理的な死に方があるだろうに、と子供の頃からいつも不思議だったのです。
でも、このOshoの講話を聞いたときに、はじめて納得がいきました。
また、日本の武道は常に肚を中心に据えます。
日常の挙動,言動でさえ、肚が据わってなかったりすると怒られたりします。
肚のセンターの重要性にこれほど着目した民族は世界広しといえども日本人だけです。
しかし、その秘教的な意味について語ったのは、私の知る限りOshoだけです。
それでは、Oshoが語る、肚のセンターの秘密をお聞きください。
あ、その前にひとつお知らせです。
Oshoの新刊「死について 41の答え」がOEJ Books発行、めるくまーる発売元で発売されました。
すでに紀伊國屋新宿本店、神保町の書泉グランデ、ジュンク堂書店などで平積みで置かれています。
また、今週末より、紀伊國屋新宿本店ではOshoフェアを開催していただけることになり、その準備中です。
できましたら、書店にてお買い求めください。
それでは、Oshoの語る、肚のセンターの秘密、お楽しみください。
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今日はここまでとします。
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