タロットなどの占いについて ー過去と未来の狭間

神託、タロットなどの占いツール 

ー過去と未来の狭間 Oracles, Tarot and Other Divination Tools

<質問>
「昔から人類は 神託を求めてきました
たとえばデルフィなどの神託などです
自らの運命を探すために 
星を見上げてきました
魔女は賢女は 
茶葉や亀の甲で未来を読んできました

そして私たちは 瞑想の道具として
あなたのタロットを用います
現在にたどり着けるように
頭からハートへとたどり着けるようにです
Osho 私たちはなぜこの瞬間から
逃げ続けるのでしょうか?」

Osho
大きな誤解があった  
生と時間の間にだ    
時間は3つの時制でできていると
考えられている  

過去 現在 未来  
それは間違っている  
時間は 過去と未来だけでできてる    

現在でできているのは生だ  
だから 生きようとする者  
彼らには 一つの道しかない  
この瞬間を生きるという道だ  

現在だけが実存的だ  
過去は記憶の集まりにすぎない  
未来はあなたの想像であり夢でしかない  
現実は 今ここにある    

ただ 生について 愛について  
考えたいだけなら・・・

そういう者には 
過去と未来は完璧にすばらしい  
それは無限の広がりを与えるからだ  
過去は飾り付けることができる  
そして 好きなだけ
美しくすることができる    

過去を生きたこともないのに  
過去のその瞬間に 彼らはいなかった  
過去はただ 影であり 映し鏡なのだ  
彼らは走り続けていた  

そして走りながら
ほんの少し物事を見た  
彼らは生きていたと思っている    
過去においては 死だけが現実だ  
生ではない  

未来においても 
死だけが現実だ  生ではない  
過去を生きそこなった者は  
自動的に その瞬間を 埋めるために  
未来について夢を見はじめる  

彼らの未来は投影でしかない  
過去からの投影だ    
過去で逃したあらゆることを  
未来に期待するのだ  

そして2つの非現実の間に  
小さな実存の瞬間がある
それが生だ

生について考えるのではなく   
生きることを望むなら  

愛について考えるのではなく  
愛することを望むなら  
 
在ることについて
思索するのではなく  
在ることを望むなら  

他に道はない  飲みなさい  
今この瞬間のジュースを  
絞りとりなさい 完全に
 
それは二度とは
戻ってこないのだから  
ひとたび去れば 
永久に去ってしまう」  


過去にはどんな誤解があったのか?
そして「この瞬間に生きる生」とは?    

それについては、Osho自ら伝えてくれています。
文字だけではそのエッセンスが伝えられないので、Oshoから直接聞いてください。

これは日本語の字幕が入っているビデオです。 日本語の字幕が表示されないときは、画面の下の歯車のマーク「設定」をクリックして「字幕」の言語を「日本語」に選択してください。 

今日はここまでにします。

えたに