ハラについて その8

最初にOshoの講話の続き。
ハラについて その8

私たちが第三の目と呼ぶ
第6のセンターは、

両目の間にある。
このセンターはあなたに明晰性を、
つまりあなたのすべての過去世と
未来の可能性のビジョンを与えてくれる。

ひとたびあなたのエネルギーが
第三の目に到達すると、

あなたは非常に悟りに近づき、
悟りの何かが現れはじめる。

それは第三の目から放射され、
第7のセンターに向かって
引き寄せられるのを感じはじめる。

この7つのセンターがあったため、
インドはハラを気にしたことがなかった。

ハラはその一部ではない。
それはセックスセンターのすぐそばにある。
セックスセンターは生のセンターであり、
ハラは死のセンターだ。

興奮しすぎたり、中心を外れすぎたり、
自分のエネルギーをそこらじゅうに
振りまいたりするのは危険だ。

それはあなたのエネルギーを
ハラに向けるからだ。

そして、いったんルートができると、
それを上方に移動させるのは
もっと難しくなる。

ハラはセックスセンターと同等に
並列しているため、

エネルギーは非常に
簡単に移動しかねない。

           Osho

前回は第5のチャクラで、
今回は第6のチャクラについてです。

第三の目は、仏像の眉間にあるほくろ、のところです。

白毫(びゃくごう)って言いますが、仏の32相の一つとされています。

第三の目は、内分泌線の松果体に関連しているともされています。

医学的には、松果体は、睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する脳器官とされています。

それはともかく、スピリチュアル的には、超感覚、超能力、透視能力、第六感、などはこの第三の目と関連されていると言われています。

肉眼は外側の、目に見えるものを見ることができますが、第三の目は内側を見ることができて、肉眼では見えないものを見る能力を司ります。

あなたのすべての過去世と
未来の可能性のビジョンを与えてくれる。

とOshoは語っていますが、法華経などにも、お釈迦さんが無量義処三昧の瞑想に入ったとき、この白毫から光線を発して、東方一万八千世界を照らし出しだしたって書いてあったりします。

こういう不思議な世界が第6チャクラと関連しているわけです。

第7チャクラまで行ってしまうと悟ってしまうので、その一歩手前のチャクラというわけです。

興奮しすぎたり、中心を外れすぎたり、
自分のエネルギーをそこらじゅうに
振りまいたりするのは危険だ。

ということで、Oshoはラディカに、

エネルギーを内に秘めて、私(ラディカ)のハラに持ってきなさい

とアドバイスしたわけなんですね。

こういうことまでわかってアドバイスするって、やっぱりOshoってすごいですよね。

そしてラディカはそのアドバイスを守ったので、エネルギーが脇道にそれることなく、第4チャクラの方まで上昇しているのを見て取れたので、その次へと成長してくために話されているのが、この講話です。

今日はこれまでとします。

えたに