ハラについて その9

最初にOshoの講話の続き。
ハラについて その9

それは日本人による
素晴らしい発見だった。

彼らは、殺すために頭を切り落としたり、
脳を撃ち抜いたりする
必要がないことを発見した。

それはすべて無用な苦痛を与える。
ただ「ハラ」の中心に
小刀を突き刺すだけで、

何の痛みもなく命は消えてしまう。

ただこのセンターを
開口させるだけで生命は消える。

花が開けば、香りが消えるようなものだ。

ハラは閉じたままにしておく必要がある。
だから、ラディカ、
私はあなたにもっと中心にとどまるように、
感情を内に秘めるように、
そしてそれをハラへ持ってきなさい、
と言ったのだ。

あれ以来、この言葉は私の心に残り、
ハラは私の親友となり、

へその下は私の気持ちを
映す鏡となったのです」。

もしあなたが、
ハラにあなたのエネルギーを
意識的に制御させることができたら、
ハラはエネルギーが
外に出るのを許さない。

あなたは途方もない引力、安定性、
中心性を感じはじめる。
それはエネルギーが上昇するための
基本的な必要条件だ。

            Osho

以上で、ラディカの質問に応えたOshoのお話を終わります。

ハラについて参考になりましたか?

まだいくつかハラについてのOshoの講話があります。

ただ「ハラ」の中心に
小刀を突き刺すだけで、

何の痛みもなく命は消えてしまう。

というのは実際的な言い方ではないですが、

日本人は「丹田」を重視したり、なぜ「ハラキリ」のようなものを発明したのか不思議ですが、

Oshoの話は、エネルギー的な面でのある真実を語っているように思われます。

日本は伝統的に、死の美学のようなものがあります。

ハラについてのOshoの講話は、そのことについてのある真実を語っているように思います。

これに対してチャクラは生についてのシステムなんだというのは興味深いです。

Oshoのハラについてのお話、
楽しんでいただけましたか?

今日はこれまでとします。

えたに