自分が真実とともにあると感じるときに
全世界に対抗してひとりで立つことは
人間の特権、人間だけの特権だ
その道が自由にいたる道だと感じるなら
どのような責任でも受け容れなさい
そのようなときは
いかなる責任も重荷にはならない
それによってあなたはさらに成熟し
さらに中心に向かい
さらに根づき
さらに美しい個人になる
私の知っている限り、真実とともにある人をひとりあげるとしたら、それはOshoです。
言葉に嘘がない人。その言葉をそのままに生きている人です。
Oshoの言葉に真実が宿っているのは、その言葉を生きているので、そこにOshoのリアリティを感じるからでしょう。
Oshoの人生をみたときに、彼ほど、全世界に対抗してひとりで立った人はいないでしょう。
ガンジーの人生を見たときにも同じことを感じます。
ガンジーは真実とともにあり、ひとりでイギリスに対抗した人でした。
それでインドは独立を果たし、インド独立の父といわれています。
Oshoの言動を見聞きして思うのは、彼は何よりも自由を尊重した人だということです。
彼は誰に対してもその人の自由意思を尊重し、何かをすることを押しつけるようなことはなかったといいます。
自由であれと語り、何よりも自由を尊重し、自由に生きた人です。
Oshoは自分の真実を語ることで、全世界に対抗してひとりで立つことになりました。
そのOshoの語る真実に惹かれて、全世界から若者がOshoの元に引き寄せられました。
真実とともにあり、自由にいたる道だと感じる道を歩むこと。
それはそれほど簡単ではないことはOshoの人生を見ているとわかります。
なぜなら、それは既成概念や既成権力に反することにもなるからです。
しかしそのように既成概念に反することになったとしても、それが、自分がさらに成熟し、さらに中心に向かい、さらに根づき、さらに美しい個人になる道だとOshoは語ります。
Oshoほど美し人を見たことがありません。
その立ち居振る舞い、しぐさ、言葉、容姿、そのどれをとっても、これほど美しい個人がいるのかと思うほどでした。
その美しい人であることの秘密がここに語られています。
真実とともにあること。
自由にいたる道だと感じる道を歩むこと。