Oshoの人生を見ていると、Oshoほど信頼を生きた人はいないのではないかと思われます。
Oshoは悟りを得て、大学教授でもあり、多くの人々からの尊敬も集め、そこで最高に幸せな人生を送ることができたはずです。
しかし、社会のあらゆる既成概念をぶち壊し、既成宗教の虚偽性を暴いたがゆえに、多くの非難と迫害を受け、最後はアメリカ政府に毒を盛られ、体の激痛に苦しむ晩年を送らなければなりませんでした。
しかし、Oshoはそのようなことはつゆほどにも感じさせず、私たちの前には常に、踊りながら、歌い、笑い、愛をもって姿をあらわしていました。
Oshoは語ります。
信頼とは
何が起こっても
喜びをもって
それとともに生きることを意味する
仕方なくではない
不本意ながらでもない
それではすべての要点を逃してしまう一ー
踊りながら 歌い、笑い、
愛をもって生きなさい
何が起こっても、それでいい
存在が道を誤ることはあり得ない
存在が私たちの望みを
実現しないとしても
それはただ 私たちの望みが
間違っていたことを意味するだけだ
「ゴールド•ナゲッツ」 by Osho
Oshoがここで語る信頼とは、私たちが通常「誰それを信頼する」「〜をすることを信頼する」というような信頼ではなく、信頼の質のことを語っています。
誰かを信頼して、その信頼が裏切られた、という意味での信頼ではありません。
Oshoのいう信頼とは、裏切られるような信頼ではないのです。
相手が裏切る裏切らないは相手の問題であって、信頼とはその人が持っている質であって、相手がどう行動しようと関係ないのです。
しかも、他に方法がないので仕方なく信頼するというような消極的な信頼ではなく、「何が起こっても喜びをもってそれとともに生きる」という積極的な信頼です。
このような信頼とともにあれば、どんな運命であろうともそれを嘆くことはなくなるでしょう。
自分の不幸を嘆くこともなくなります。
踊りながら 歌い、笑い、
愛をもって生きなさい
何が起こっても、それでいい
存在が道を誤ることはあり得ない
存在が私たちの望みを
実現しないとしても
それはただ
私たちの望みが間違っていたことを
意味するだけだ
今日はここまでにします。
えたに