自然は苦悩ではない

もし、自然は苦悩ではないなら、どうして私たちは不安や惨めさや苦痛で苦しんでいるのでしょう?

Oshoは次のように語ります。

自然は苦悩ではない
それは至福に満ちている

不安、惨めさ、苦痛ではない
それは愛だ それは喜びだ
それは止むことのない祝祭だ

私たちはこの自然から生まれている
この自然の一部だ―ー

私たちは自然と同じ質を
自らの意識に受け継いでいる

ゴールド•ナゲッツ」 by Osho

私たちは自然から生まれ、その自然は愛で、喜びで、止むことのない祝祭なのに、私たちが不安や惨めさや苦痛で苦しんでいるとしたら、どこかで道を誤ったに違いありません。

どこで道を誤ったのでしょう?

それは、この図(意識の多重構造)を見れば明らかです。

 この「意識の多重構造」の表層のマインドと感情の層に、不安、惨めさ、苦痛があります。
その層には、喜びや幸せの感情もあるのですが、それは不安や惨めさや苦痛も同時に含んだ二元的なものです。
その二元性の中で、私たちは不安、惨めさ、苦痛を作り出しているのです。

そして「意識の多重構造」のより深い層には「本質」と「中心」があります。
その「中心」は生命の源であり、自然とひとつであるスペースです。

そこから「本質」の層にエネルギーが流れていくと「愛」「喜び」「止むことのない祝祭」の本質の層があります。

マインドや感情の層から「本質」「中心」の層に触れるには、「ハート瞑想」が役に立ちます。

今日はここまでにします。

えたに