あなたは種として生まれている

No-Thought for the Day Oshoの言葉

あなたは、ただ種としてのみ生まれている
あなたは、花開くようになる地点にまで
成長しなければならない

そして、その花開くことが、
あなたの満足、達成になるだろう

この花開くことは、
パワーとは関係がない
お金とは関係がない
政治とも関係がない

それは絶対的に、
あなたと関連しているものだ
それは個人の進歩なのだ

        Osho

人は誰しも幸福を求めて生きています。
パワーや権力を手にすることで、もっと自分の思い通りの人生を生きることができて幸せになれると思う人は、パワーを追い求めるでしょう。

もっとお金を手に入れて成功すれば、もっとなんでもできて、幸せになれると思う人は、お金や成功を追い求める人生を生きるでしょう。

そして、政治が良くなればもっと幸せになれると思う人は、政治に関わる人生を送るでしょう。

でも、パワーや、お金を追い求めても、それはあなたに本当の満足や達成をもたらすことはない、ということがここで述べられていることです。

本当の幸せは、あなたが花開くことなのだ、と。

植物の種が、芽を出して、成長して花を咲かせるように、人間も種として生まれて、花開くことが大切なんだ、と。

人間として花開くとはどういう意味なのでしょうか?

人間が他の植物や動物と違っているのは、意識を持っていることです。

もちろん植物や動物にも、それぞれの意識があるというふうにも言えますし、そのような研究もなされています。

しかし、人間が他の動植物とは決定的に違うのは、その意識の進化にあると言われています。
従って、人間として生まれるということは、その意識の種を持って生まれていることであり、その人間として花開くというのは、その意識を花開かせることに他なりません。

その意識を花開かせた人たちがいます。

仏陀、キリスト、老子、禅で悟りを得た人たち、その他にも数多くの意識の開花を体験したエピソードがあります。

私たちは、生きることの多くの時間を、パワーを得ることやお金を得ることや政治的なものごとなどに使っています。
もし、今、自分が生きていることに、本当に満足を感じられていないなら、自分が何に時間を使っているのかを考えるのもいいかもしれません。

そして、自分が本当に満足を得られるもの、達成を得られるものは何かを考えてみるのもいいかもしれないですね。

そして自分が花開くための人生を生きることが、自分の進歩へとつながっていくことでしょう。

No thought for today.

Have a nice day! 

えたに