知性を高める

知性を高める

Raising Your Intelligence (OSHO Meditation Minutes)

その一瞬一瞬を意識的に生きることができれば、ものごとは本当にシンプルになるんだということが、このOshoの瞑想のための言葉を聞いているとよくわかります。

日常のものごとで、やってしまってから、後で後悔したり、罪悪感を持つことってよくあります。

その時は、無意識に行動してしまったか、混乱したままものごとを進めてしまった時です。

そんなときは、単に「知性的に決めれば」いいことなのです。 意識的に自分で決めてやったことであれば、たとえその結果が間違いだったとわかっても、後で後悔することはあまりありません。

自分の責任だということを納得しているので、あきらめがつくからです。 次にやるときに間違わなければいいだけで、その失敗は勉強だったと納得できます。

自分で考えて、決断した判断が間違っていたと思えばやり直せばいいだけで、そこで罪悪感を抱くこともありません。

相手との議論でも同じことです。 自分のエゴで、どちらが正しいかなどということのプライドや競争心があれば、議論の勝ち負けにこだわってしまって、余計なことにエネルギーを注いでしまいます。

でも、「知性を高める」ということにフォーカスしていれば、勝ち負けやプライドにこだわる必要はなく、ただどちらの意見がその解決に役立つかということを判断すればいいだけのことなので、ものごとはとてもシンプルです。

シンプルに生きたいものです。

Osho
ただ 知性的に生きてごらん  
何か言われたら それが正しいのか 
間違っているのかを 決めるのだ  

そうすれば 
あらゆる罪悪感を避けることができる  

それをしなければ 
あなたは罪悪感を感じ  
それをしても 
あなたは罪悪感を感じる  
それをすると 
あなたは自分が服従的で  
媚び諂っていると思う  

自分は自信がないと思う  
自分は自分自身じゃないと思う  
そしてそれをしないと  
それでもあなたは
罪悪感を感じ始める  

それはするべきことだったかもしれないのに  
自分はしていないと感じるからだ  
こうしたゴタゴタの必要はない  

ただ シンプルであればいい  

もし何か言われたら  
知性的に応答してごらん
 
あなたの知性が決めたことならば  
それが何であっても 
それをするのだ  

これでしようと あれをしようと  
あなたに責任がある  
そうすれば 
罪悪感という問題はなくなる  

もしそれをしないというのであれば  
その人に なぜ自分は
そうしないのかを説明する  

なんの怒ることもなく  
なぜなら 怒りは単に
あなたが弱いということを示している  

あなたは 本当には 
知性的な答えを持っていない
という弱みだ  

怒りは 常に 弱さの表れだ  
ただ 率直に シンプルに  
ことの次第を説明してごらん  

おそらく相手の人は  
あなたは正しいということが
わかるだろう  

そして あなたに
感謝するかもしれない  
あるいは 
相手の人の方があなたよりも  
いい理由をもっているかもしれない  

そうすれば あなたは
相手の人に感謝するだろう  
なぜなら 彼はあなたの意識を
高めてくれたのだから  

生におけるあらゆる機会を  
あなたの知性、あなたの意識を  
高めることに使いなさい

今日はここまでにします。

えたに