ここでOshoが語っていることは、
気づきの実践法です。
気づきについての上級編と言っていいかもしれません。
なので、瞑想の初心者の人が読んでもさっぱりなんのことかわからないかもしれません。
そのときは、気にしないで、読み飛ばしておいてください。
＜Oshoの言葉＞
気づきとは何か？
自分の意識を意識するようにしなさい。
そして、まさにそのようになることで、
まさにそのような静寂の中で ーー
あなたが自分の意識についての
意識だけになったとき、
そこに他のどんな内容についての
意識もないとき、
あなたはただ、自分が意識している
ことを意識しているとき、
つまり 思考も、欲望も、
夢もないとき、
鏡はそれ自身を映しているのであって、
それ以外の何ものでもない……。
その瞬間、信じられないほど
奇跡的なことが起こる。
あなたは、神聖なものに
気づくようになる。
あなたは自分の存在の本質的な核心に
気づくようになる。
Osho
ここでOshoが語っていることは、以前にも紹介した、
「気づきに気づく」という瞑想法に近いものです。
ある意味、それと同じと言っていいかもしれません。
ここでは、瞑想の実践法について語られています。
私たちが意識するとき、あるいは気づくとき、ある対象物について意識します。
つまり、気づくには、その気づくための対象物があります。
しかし、ここでOshoが語っているのは、その対象物について気づくのではなく、
対象物について気づいている、その気づきそのものに気づくように、
と言っているわけです。
それが、
when you are only conscious of your consciousness
and not of any other content –
あなたが自分の意識についての
意識だけになったとき、
そこに他のどんな内容についての
意識もないとき、
ということの意味です。
これは理解しようとしても理解できません。
ただ、そのようにして瞑想した時に、
純粋な気づき、純粋な意識、のようなことが起こる、
というOsho自身の体験について語られています。
「その瞬間、信じられないほど奇跡的なことが起こる」
というのはOshoの体験です。
なので、同じようにすれば、あなたたちにもそれが起こるだろう。
だから、そのようにやってみなさい、とOshoは言っているわけです。
一つの瞑想法として、やってみてください。
「自分の存在の本質的な核心に気づく」ための瞑想法です。
WHAT IS AWARENESS?
Become conscious of your consciousness.
And in that very becoming, in that very silence –
when you are only conscious of your consciousness and not of any other content –
no thought, no desire, no dream – you are just conscious of your being conscious,
the mirror is reflecting itself and nothing else…
in that moment, something immensely miraculous happens.
You become aware of the divine,
you become aware of the essential core of your being.
Osho
今日はここまでにします。
えたに
