ハラの取説 その5

Oshoの言葉

ハラの取説 その5

心理学はまだそれに注目していないが、
精神的に病んでいる人々を
一緒にすべきではないというのは、

非常に重要なことなのだ。

ところが、それこそが
世界中で行われていることだ。

心理的に病んでいる人たちが、
いっしょに精神科の施設に
入れられている。

彼らはすでに心理的に病んでいるのに、
あなたたちは彼らのエネルギーを
さらに引きずり下ろす仲間の中に
入れているのだ。

精神的に病んでいる人たちを
相手にする医師たちでさえ、

その兆候を十分に示している。

他のどの職業よりも
精神分析医が多く自殺し、

他のどの職業よりも精神分析医が
多く狂気に陥る。

そして、どの精神分析医も、
たまには他の精神分析医に
治療してもらう必要があるのだ。

このような気の毒な人たちに、
何が起こることだろうか? 

精神的に病んでいる人たちに囲まれて、
彼らは絶えず吸い取られつづけ、
しかも「ハラ」を閉じる方法など
まったく知らないのだ。

             Osho

これは非常に示唆に富む言葉です。

多くの人が、他の人からのネガティブなエネルギーを受けないようにするにはどうすれば良いかということに苦労しています。

オーラソーマなどでも、他の人からのネガティブなエネルギーを受けないようにするにはどうすれば良いかということを聞かれたりします。

人と接する仕事をしている人たち
ボディワークのセッションであったり、
カウンセリングであったり、
あるいは職場での人間関係であったり。

その最も典型的な状況は、
ここでOshoが話しているような
精神科の施設と言えるでしょう。

そこでOshoは非常に大切なアドバイスをしています。

それが、ハラを閉じる方法だというのです。

それには、センタリングの瞑想だったり、丹田を鍛えるような武道なども役に立ちそうです。

坐禅なども、ハラが据わるようになるのでよさそうです。

今日は、これぐらいにします。

えたに