「存在と悟り」シリーズ(2)

Oshoの言葉

「存在と悟り」シリーズ(2)

しかし、あなたの方では、
まだ少しの努力が必要だ。

もしあなたがその努力を放棄すれば
そのさとりは消える。

最初のさとり、ミニさとりは、
ほとんど偶然に起こったーー

あなたは 期待さえしていなかった。

どうして
期待することができるだろう?

あなたはそれまで知らなかったし、
一度も味わったことも
なかったのだから。

どうして期待することがでるだろう?
それは
青天の霹靂のようにしてやってきた。

そう、あなたは
たくさんのことをしていたーー

祈ったり、瞑想したり、
踊ったり、歌ったりーー

しかし、それらはすべて
暗闇の中で
手探りをしているようなものだった。

あなたは、手探りの状態だった。

まったく手探りもしていなければ、
このようなことは起こらない。

それは手探りをしている人たち、
本当の手探りをしている人たち
だけに起ったことだ。

何百万回となく、
彼らは努力の末に敗北し

何も起こらないのに、
彼らは進み続ける。

彼らの神に対する情熱は
とてつもなく大きい。

彼らはどんな
敗北や挫折を味わっても、

彼らは探求を続ける。
      Osho

さとりというのは、言ってみれば、
存在に目覚め、その存在を味わうことです。

そこで、そのさとり、存在を味わうのに、
三つの種類があると、
ここでOshoは語っているわけなのですが、

ここで語っているのは、

ミニさとり。

そのミニさとりさえ、

何百万回となく、
彼らは努力の末に敗北し

何も起こらないのに、
彼らは進み続ける。

彼らの神に対する情熱は
とてつもなく大きい。

彼らはどんな
敗北や挫折を味わっても、

彼らは探求を続ける。

というほどの努力をし続けなければならないと思うと気が遠くなりますよね。

ミニさとりでこれなら、
さとりを得るなんて、ムリ!
と思ってしまいますよね。

でも、かと思うと、別のところでは、

「あなたはすでに悟っている。
自分が悟っていないと
思うのはやめなさい。

今すぐに、自分は
悟っていると宣言しなさい」

というようなことを語っていたりするので、これを見て、自分には悟りはムリなんだ、って落ち込まないでくださいね。

 

そう、あなたは
たくさんのことをしていたーー

祈ったり、瞑想したり、
踊ったり、歌ったりーー

しかし、それらは
すべて暗闇の中で
手探りをしているようなものだった。

あなたは、手探りの状態だった。

ほんとそんな感じですよね。でも、Oshoという存在を知って、そういう存在がほんとうにあるのだという実例に出会えたのは、すごいことでした。

まったく手探りもしていなければ、
このようなことは起こらない。
何百万回となく、
彼らは努力の末に敗北し

というところを見ると、これは過去生も含んでのことなんでしょうね。

過去生があるかどうかは知りませんが、、、たぶん、ありそうな気がしますが、、、

今生では、そんなに手探りしなくても、起こっちゃう人いますからね。

その場合は過去生の功徳?

でも、何の準備もなく突然起こってしまうと、それはそれで大変みたいですけど・・・。

今日はここまでとします。

えたに