もっと気づくようになるために(6)

Oshoの言葉

もっと気づくようになるために(6)

若者は、答えた。
「快適かだって?
すべては快適でした、
しかし剣とはどういうことですか?
なぜ、あのような
悪ふざけをしたのですか?

あんまりにもひどいしうちです!

私はとても疲れていました
遠く離れた森の中の
私の師のアシュラムから

歩いてやってきたのですから。
それなのにあなたは、
ひどい冗談をしかけたのですから。
これはいったい
どういうことなのですか?

こんなに薄い糸で
抜き身の剣を吊るしておいて、

少し風でも吹けば…..
私は死んでしまうかと思いました。
私はここに自殺をしに
来たわけではありません。」

王は言った
「私はあなたにひとつだけ
聞きたいことがある。

あなたはとても疲れていて、
すぐに眠りにつくこともできたのに、
あなたは眠ることができなかった。
何が起こったのですか?

危険は大きく、
生死に関わる問題だった。
だからあなたは、
気づき、警戒していた。

これは私の教えでもあります。
あなたは帰ることもできるし、
あるいはそうしたければ、
あと何日か滞在して
私をみていてもいいですよ。」

           Osho

あと何日か滞在して
私をみていてもいいですよ。

このあと、ジャナク王は、
自分がどのように生きているかを語ります。

そこに、師が若者をジャナク王のもとに送った
秘密がありました。

それが、私たちが
もっと気づくようになるために
意識すべきことでもあるのです。

 

つづきは、またあした。

えたに