Oshoが語るミステリースクールのヴィジョン

今回のOshoの話は、ミステリースクールのヴィジョンについてです。

Oshoは1985年にアメリカを出て、ほぼ1年間ワールドツアーで世界を旅し、1986年にインドのボンベイ(ムンバイ)に戻りました。

数ヶ月ムンバイに滞在したあと、もとのコミューンのあったプネに戻り、そこでミステリースクールを開設しました。

このOshoのビデオでの質問は、ワールドツアーでウルグァイに3ヶ月ほど滞在したときになされたものと思われます。

質問はこうです。

私たちはコミューンを試してきました。
東洋と西洋の両方でです
それは続きませんでした
仏陀や他の光明を得たマスターたちは
コミューンを作り それは続きました
違いは何でしょうか?

質問者が、ここで述べている東西で試した2つの私たちのコミューンとは、1974年から1980年にかけてインドのプネにあったコミューンと1981年から1985年にかけてアメリカのオレゴン州に建設されたコミューンのことです。

Oshoは答えます。

そもそも
仏陀や他の光明を得たマスターたちは
私たちが作ったような
コミューンを作ったことがない

その理由を詳細に説明した上で、Oshoは次のように語ります。

誰も私たちが試したような
コミューンを持ったことがない
そしてその両方の実験は
人類の本性に関して
偉大なる洞察をもたらした
だから失敗は何ひとつなかった
私たちはたくさんのことを学んだ
だから今 私はコミューンを作る気はない
私は完全に違うものを作るつもりだ
ミステリースクールだ

そこでOshoは、ミステリースクールとはどういうものかについて説明します。

実は、現在日本のユニティインスティチュートでディレクターを務めているプラサードは、このインドのプネでOshoの語っているミステリースクールのディレクターを務めていた人です。

そのミステリースクールで学んでいた私は、そのスクールを日本でも実現したいと思って作ったスクールがユニティインスティチュートです。

もちろんOshoがプネで設立していたものとは規模も形態も違ってはいますが、その香りを伝えることができればと思って設立したものです。

それはともかく、ここでOshoはミステリースクールについての構想を語っていきます。

そこで私のワークの新しい局面が
ミステリースクールだ

Oshoは最後に、彼のものの見方の秘密を語ります。

そのものの見方とは、失敗さえも成功に導く、ものの考え方でもあります。

それでは、Oshoのミステリースクールのヴィジョンをお聞きください。
(以下の動画は非公開になってしまったようです。)

<垂直の次元に生きることを学ぶ>

人類の進化と人間意識の進化は
全く異なる二つの次元だ
歴史の進展は時間軸によるが
意識の進化は時間軸によらない

私たちが見ることのできるあらゆる進化
目に見えるすべての進化は水平だ
しかし意識の進化は垂直だ
それは目に見えない
そしてそれが目に見えないのは
それが垂直であるからだ


今日はここまでとします。

えたに