Oshoへの興味深いインタビューご紹介します。
そこで語られることは、Oshoがどのように存在し、応答しているかということが見て取れて面白いです。
そのなかで、質問者は自分が用意した質問に窮して、つい本音を語ってしまう場面が・・・
質問者からの最初の質問は
「不正と戦えると信じていますか?」
Oshoの答えは、
「私は何も信じない」
質問者は
「何も信じないんですか?」
と言ったきり、そこで返す言葉がなくなり、しばらく逡巡しますが、めげずに次の質問をします。
「人は不正と戦うべきだと思いますか?」
そこでのOshoの答えは、
「人は「べき」も「べきでない」も持つべきではない」
質問者は、またもや質問に窮しますが、そこでOshoは語りはじめます。
「自発的に生きている人は、
戦うときには「トータルに強烈に戦う」
しかしそれが信念や偏見に基づくものであってはならない。
その瞬間瞬間に油断なく覚めているなら、
その油断なさから生じてくるものであるなら、それを楽しめばいい。」
と述べた上でOshoは語ります。
「正確に説明しよう。
そうすれば、
あなたが他の質問や答えを理解する助けになるだろうから。
あなたは質問を準備してきているが、
私は答えを準備していない」
と語り、質問者との対話を続けていると、質問者はこれまでの質問とはうって変わり、突然自分のことを語り始めます。
「私の人生で、ほんとうに暗い時期があったんです。
そのとき誰かに瞑想をすることを勧められて、あなたの瞑想について書かれた「オレンジブック」を買いました。
そして自分のできる瞑想をしたのですが、そのなかでも「笑いの瞑想」をすると、1日が以前とは全く違ったようになりました。だから私に瞑想を教えてくださったあなたに感謝を述べたいと思います」
そこでOshoは語ります。
「たったひとつの瞑想が、
あなたにこれほど影響したのだから、
もしあたなが他にもいくつか試してみたら、
私に感謝を述べる言葉さえ
見つからないだろう。
私には112の瞑想法がある。
もし、そのなかから10個でも
自分のものにできたなら、
その人の人生は純粋な歓びになるだろう。
暗い瞬間はなくなるだろう。
欲求不満もないだろう。
緊張はなくなり、
心配もなくなる。
何が起きても、
それを受け入れることができるようになる。
何の恨みも、不満もなく。
存在に対する感謝は無限となる……」
ということで、
瞑想をすればどうなるのか、Oshoから直接聞いてくださいね。
10分足らずのインタビューです。
日本語の字幕もついています(日本語が表示されない時は、画面の右下の「字幕」のところをクリックしてください)
今日はこれまでとします。
えたに