「存在とハート」シリーズ(3)

Oshoの言葉

「存在とハート」シリーズ(3)

マインドは全部のスペースを
占有したがる。

弟子はこの状況全体を
理解しなければならない。

マインドの独裁を
破壊しなければならない、

マインドはただの召使いであって、
主人ではないことを。

なぜなら、美しいものはすべて
ハートで育つからだ。

価値あるものはすべて
ハートからやってくる

あなたの愛、あなたの思いやり、
あなたの瞑想。

価値あるものはすべては、
ハートの庭で育つ。

マインドは砂漠だ。
そこには何も生えない、

砂に続く砂と、
不毛の大地があるだけだ。

実がなったこともなく。
花が咲いたこともない。
あなたはそのことを
理解しなければならない。

あなたがこれまで
マインドを支えてきたように、

マインドを支えるべきではない。
マインドは、正しい場所に
置かれなければならない。

         Osho

 

弟子はこの状況全体を
理解しなければならない。

マインドの独裁を
破壊しなければならない、

マインドはただの召使いであって、
主人ではないことを。

まず、求められるのは、状況全体を理解することです。

私たちは、あまりにもマインドに支配されすぎてしまっている、
というのが、私たちの置かれている状況です。

でも、マインドの中にいる限りは、そのことが見えません。

マインドに支配されているということさえ、マインドにはわかりません。

だって、マインドとしては、それが唯一の世界なのですから。

なぜなら、美しいものはすべて
ハートで育つからだ。

価値あるものはすべて
ハートからやってくる:

あなたの愛、あなたの思いやり、
あなたの瞑想。

価値あるものはすべては、
ハートの庭で育つ。

マインドにはこのことはわかりません。

マインドから見る限り、価値あるものはすべてマインドにあるからです。

マインドから見る限り、ハートは、役立たずです。

ハートによっては、
この厳しい生存競争を生き抜くことはできないし、
この世界を生きていく上で、ハートは役に立たない、
とマインドは思っています。

それはある意味正しいです。

この現実的な世界を生きていくにはマインドの機能は必要です。

だから、ハート瞑想の暇があったら、
本の一冊でも読んで、マインドを鍛え、
情報を得て、賢くならなければ、
とマインドは考えます。

マインドは思います。
「ハート? 何それ? どこにあるの?
 心臓ならあるのはわかるけど、
 ハートって、あるなら、見せてよ」

しかし、ハートから見れば、マインドには価値がありません。

マインドは砂漠だ。
そこには何も生えない、

砂に続く砂と、
不毛の大地があるだけだ。

実がなったこともなく。
花が咲いたこともない。

それがハートから見たマインドの世界です。

マインドとハートは、それぞれ別の世界であり、別の役割を持っています。

そこで、私たちは理解する必要があります。

あなたはそのことを
理解しなければならない。

あなたがこれまで
マインドを支えてきたように、

マインドを支えるべきではない。
マインドは、正しい場所に
置かれなければならない。

これまで私たちはマインドに価値を認め、ハートには価値を認めてきませんでした。

その結果、今の私たちの状況があります。

今のコロナやワクチンの騒動、
そして、戦争に直面している状況は、
すべてマインドが作り出している世界です。

それは砂漠であり、不毛の大地しか生み出していません。

実がなったこともなく、花が咲くこともありません。

それはマインドを最優先にして、マインドが主人となって作り出した世界だからです。

そのことを理解することができれば、マインドをこれ以上支えるべきではないことがわかります。

マインドは、正しい場所に
置かれなければならない。

ということが、ここでのポイントです。

わたしたちがするべきこことは、ハートを主人として、マインドを召使とすること。

そして、マインドの使い方を覚えることです。

今日はここまでにします。

えたに