「存在とハート」シリーズ(2)

Oshoの言葉

「存在とハート」シリーズ(2)

マインドはあなたの
平和や静寂を乱すだけでなく、

静寂に耳を傾け、待ち、
受容的であることができるハートが、

あなたの存在とつながるのを
すべて否定してしまうほど、

ハートを乱してしまう。

マインドはあなたの存在を独占し、
ハートを脇へと追いやってしまう。

そして、ハートは沈黙し、
紳士的なので、

喧嘩をすることもなく、
ただ通りへと出て行き、

道端で待っている。
      Osho

ここでは、マインドのキャラクターと
ハートのキャラクターについて述べられています。

存在は平和や静寂がある場です。

マインドはそれを乱してしまいます。
つまり、私たちの存在とのつながりを絶ってしまいます。

そしてハートはその存在の静寂に耳を傾け、
私たちが存在とつながる橋渡しをしてくれるのです。

ハートがどのように存在の静寂に耳を傾けるかというと

待ち、受容的であることによってです。

ハートにはそのような質があることがわかります。

ハートはそのようにして存在とのつながりを保っているのに、

ハートがその存在とのつながりが持てなくほど、
マインドはハートを乱してしまうのです。

そしてマインドはあなたのすべてを独占したがります。
そのために、じゃまなハートを追い払おうとするわけです。

そのようなマインドに対して、

ハートは寡黙で、紳士的なので、
そんな横暴なマインドに対しても、
反抗したり、抵抗することもなく、

ただ黙って、静かにその部屋を出て行って、
表の道路の脇に座って待っているのです。

ハートが家出しちゃうわけですね。

そんな情景が浮かんできます。

なんか、そういう人いますよね。

ここでOshoがマインドとハートについて語っているのを聞いていると、

マインドに支配されている人がどんな人で、
ハートの人はどんな人かが目に浮かぶようです。

今日はここまでにします。

えたに