お金で買えるもの、買えないもの

金とは重くのしかかる主題だ
その理由は簡単だ

金がごく一部の貧欲な人々の主人になるのではなく
人類全体に奉仕する下僕(しもべ)になるような
正常なシステムが いまだに創造されていないからだ

金とは重くのしかかる主題だ
それは人の心が貪欲さに満ちているからだ

さもなければ、金は物品を交換する単純な手段にすぎない
ひとつの完璧な手段だ
悪いことは何もない

ところが、私たちが生み出した方法によって
すべてが悪くなってしまうようだ

金を持っていなければ、あなたは非難される
全生涯は呪われたものとなる

だからあなたは生涯にわたって
あらゆる手段をもって金を手に入れようと努力している

金を持っているとしても
基本的には何も変わらない一ー
あなたはさらに多くを求める

より多くを求めることに際限はない
そして、やつと莫大な財産を手に入れると
それでも充分ではない一ー
充分ということはあり得ない

しかし、ほかの誰よりも多く持っている
すると、罪悪感を抱きはじめる
金を蓄えるために使った手段が
醜悪で非人間的で暴力的だったからだ

あなたはずっと搾取してきた
ずっと人の血を吸いつづけてきた
あなたは寄生虫だった

そして今、金を手に入れたが
それが金を得るために行なったすべての罪悪を想起させる

これによって、二種類の人間が生まれる
ひとつは 罪悪感から逃れるために慈善団体に寄附を始める人々― ー
もうひとつは あまりの罪悪感から発狂するか、自殺してしまう人々だ

自分自身の存在そのものが苦悩になってしまう
ひとつひとつの呼吸が重苦しくなってくる

そして、奇妙なことは
彼は生涯、その金を得るために働きつづけてきたということだ
社会が金持ちに、権力者になる欲望、野望をかき立てたからだ

事実、金は権力をもたらす
金では買えないいくつかのものを除けば
あらゆるものを手に入れることができる

だが、金で買えないようなものに注意を向ける者はいない
瞑想を買うことはできない
愛を買うことはできない
友情を買うことはできない
感謝を買うことはできない
だが、そのようなものに注意を向ける者は誰もいない

ゴールド•ナゲッツ

お金は単純な価値交換手段にしかすぎないものです。

それなのにお金にはさまざまなものが投影され、そのために争ったり、人生を棒に振ったり、そのためにあくせくしたり、みじめな思いをしたり。

あるいはお金を持つことで豊かになれたり、自由になれたり、時間を節約できたり、人助けができたり、好きなところに行けたり、学ぶ機会を得たり。

お金をどのように使うかは、それを使う人しだいです。

しかし、それ以前の問題として、現代の社会のシステムは、ごく一部の人たちのお金によって支配されている構造になってしまっています。

従って、それらのお金を支配する人たちによって社会の仕組みも支配されているので、富む人たちがさらに富み、貧しい人たちはさらに貧しくなっていくような二極化の構造に陥ってしまっているようです。

つまり、お金はごく一部の貪欲な人々に奉仕する下僕になって人類全体を支配する異常なシステムになってしまっています。

お金が人類全体に奉仕する下僕(しもべ)になるような正常なシステムがいまだに創造されていないからです。

それでは、お金についての正常なシステムが創造されないのはどうしてなのでしょうか?

それは人の心が貪欲さに満ちているからなのです。

結局は、人それぞれが自分の中の貪欲さに気づくことからしか、この問題は解決されることはないでしょう。

そして現在のそのような異常なシステムの中でお金が機能していることを知ったうえで、自分がお金にどのように向かい合うかを考える必要があるように思います。

そうしたときに、お金で買えるものと買えないものとを知っておくことはとても大切です。

そのことを知れば、お金に振り舞わせれることもなくなりますし、お金に貪欲になる必要もないことがわかります。

お金に貪欲になるのは、自分の内側が空虚だからにほかなりません。

人生にとってほんとうに大切なものは、お金によっては買うことはできないのです。

瞑想を買うことはできない
愛を買うことはできない
友情を買うことはできない
感謝を買うことはできない

あなたの人生にとって、ほんとうに大切なものは何でしょうか?

そのことを考えてみると、自分の本質が見つけやすくなります。

自分の本質とは、自分が人生で大切にしているもののことです。

自分の人生の原動力になっているもの。

もっとも内側にある人生の動機となっているものです。

それはあなたの「本質」の層にあります。

本質の層は、意識の多重構造マップ(サークル•オブ•ライフ)では中心に近い、内なる層にあります。

意識の多重構造マップ(サークル•オブ•ライフ)

意識の多重構造マップ

この本質にもとづいて行動しているときは、自分の歓びや楽しみからものごとをやっているときです。

外側にある人参やお金のために行動するのではなく、お金や報酬がもらえなくても、自分がやりたいからやるという状態です。

その内なる本質の層に気づくための瞑想が「ハート瞑想」です。

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