No-Thought for the Day Oshoの言葉
生きたい人は、
それについて考えるのではない
愛するためには、
それについて考えるのではない
在るためには、
それについて思索するのではない
他に選択肢はない
今のこの瞬間のジュースを
飲み干すのだ
完全に搾り取るのだ
なぜなら、今の瞬間は
もう二度と戻ってくることはない
すでに去ってしまえば、
永遠に去ってしまう
Osho
Oshoは大学の哲学教授を勤めていましたが、哲学することを教えません。 哲学するとは、それについて考え、思索することです。
しかし、「生きること」「愛すること」「在ること」はそれについて考えたり、思索したり、哲学することで逃してしまうというのがOsho の基本的な立場です。
禅なども同じ立場です。 考えるな、ただ坐れ、とだけ言います。
考えた瞬間、今の瞬間を逃してしまうからです。 学校教育でも、会社でも、社会でも、「よく考える」ことを重視する教育を受けてきているので、このOshoの言うことはなかなかわからないことでしょう。
Osho がよく例に出す話ですが、カントがある女性から求婚されました。 そこでカントは結婚するべきか否かを考えさせて欲しいと答えました。 月日は流れ、カントはその求婚を受け入れることにして、その女性を訪れると、彼女のお父さんが出てきてカントに言いました。
「娘はあなたの返事を待っていたのですが、今ではすでに結婚して、3人の子供がいます」。
これは考えすぎると今ここに生きることを見逃すということを言うためのジョークでしょうけど、人生について考えているうちに、人生は過ぎ去ってしまいます。
では、今この瞬間を最大限に生きるにはどうすればいいいいのだろうか? と、つい考えてしまう人は、頭思考になってしまっていることの証拠です。
そのように考えることで、すでに今のこの瞬間を見逃してしまっています。
でも考えることしかできなくなってしまった現代人にとって、今を生きるって難しいことになってしまっています。
それは考えないでいるためのコツをつかむしかありません。
ハート瞑想は、そのコツを掴むための練習になります。
No though for today
Have a nice day!
えたに