「世界を目覚めさせる」
Waking Up the World アメリカでのインタビューシリーズです。
記者によっては、Oshoに敵対して質問する人と、Oshoにとても好意的に質問する人がいます。
それぞれの記者に対応するOshoの対応を見ていると面白いです。
今回の質問は、Oshoにとても好意的な記者による質問です。
「世界はいつ眠りについたのでしょうか?そして目覚めつつあるのでしょうか?」
世界は眠り続けていて、
目覚めた人は10指にも満たない。
それは自然なことで、
人間は動物から進化してきたからだ、
とOsho は語ります。
それらの目覚めた人の努力にもかかわらず人類が目覚めていないのは、 人は自分の現実に目覚めたくないがために眠りに投資してきている。
なので、目覚めることに抵抗するし、目覚めたいとは思っていないのです。
ここで「眠り」とは「自分自身のことを知らない」という意味です。
動物は自分自身に気づいていないという意味で、眠っている状態を象徴しています。
しかし、世界は目覚める必要があります。
なぜなら、人類が目覚めない限り、この地球を、 そしてその地球上の生(命)を破壊し続けることになってしまうからです。
では、目覚めるとはどういうことでしょうか?
目覚めた人は、自分が「在る」ということを知ることになるので、 エゴはなくなります。
なぜなら、エゴは自己が眠っているときの「自己の代用」として作用するからです。
そして「自己」を知るものは劣等感を持ちません。
劣等感は、エゴが野心を持ち、自分を証明しようとすることから生じます。
それは動物が縄張りを示そうとしておしっこをして回るのと同じです。
Oshoから見れば、国の国境もそれらの縄張り意識と違わないので、 未だに国境紛争で争っている人類は動物と同じ意識で 眠り続けているからだ、ということになります。
地球上の戦争をなくし、ひとつの人類として平和に生きるためには、 人類が目覚めることが必須条件になる、ということになります。
そういうことが、今回のOshoのインタビューで語られています。
それでは、「世界を目覚めさせる」のビデオをお楽しみください。
なみに、これは日本語の字幕が入っているビデオです。 日本語の字幕が表示されないときは、画面の下の歯車のマーク「設定」をクリックして「字幕」の言語を「日本語」に選択してください。
今日はここまでにします。
えたに