かゆみと思考と感情と  その6

Oshoの言葉

かゆみシリーズ、6回目です。

同じ地点から別の道がある。
宗教の道だ。

あなたはセンス・オブ・ワンダー
を持ったままだ。

ワンダーのエネルギーを質問へと
転換したり尋ねることもしない。

あなたは、ワンダーが
そこにあることを許し、

それとともに安らぎ
それとともに完全にくつろいでいる。

あなたはワンダーとともにあり、
それはあなたの友人となり、
仲間になる。

あなたはそれとともに動き、
それとともに眠る。

朝、目を開けると、
ワンダーがそこにある。

夜、目を閉じると、
ワンダーがそこにある。

あなたは息を吸い込むときには、
ワンダーを吸い込む。

息を吐き出すときには、
ワンダーを吐き出す。

それがあなたの全存在となるーー
あなたは宗教的人間だ。
      Osho

センス・オブ・ワンダーから
二つの道が可能だとOshoは語ります。

一つは哲学の道。
もう一つは宗教の道。

ここでOshoが宗教と言っているのは、仏教やキリスト教などの組織的な宗教ではなく、

それらの宗教に共通した本質となるもの宗教性を意味しています。

宗教的人間とは、そのような宗教性を持っている人のことを言っています。

Oshoの言葉

宗教的な人とは、
ワンダーとともに生きる人だ。

ワンダーとともにくつろいでいて、
それを壊そうと急がない人。
そのようにして彼は、答えではなく、
あらゆるところに神秘を知るようになる。

神秘は答えではない。
問うことをやめたとき、
初めて神秘に直面する。

ワンダーは神秘へと導く。
センス・オブ・ワンダーは
どんどん、どんどん大きくなり、
人生全体が神秘的なロマンスになる。
それを宗教的な言葉で表すなら、
それが神だ。
    Osho

Oshoのことをひとことで表す時にインドの「神秘家」というふうに言っています。

神秘家とはどういう人のことを言うのか?

そのことについて説明されています。これはOshoの生き方、とでもいうものです。

ワンダーとともに生き、神秘とともに生きた人。

そのようにしてOshoは悟りを得たとも言えるでしょう。

今日はここまでとします。

えたに