意識的に眠りに落ちる その1

Oshoの言葉

意識的に眠りに落ちる その1

あなたは毎日眠っているが、
まだ眠りに遭遇していない。

あなたはそれを見たことがないーー
それがなんであるのか
眠りがどのようにやってくるのか
どのように眠りへと落ちていくのか
あなたは眠りについて何も知らない。

あなたは、毎日眠りに落ちて、
その眠りからで出てきているが
眠りがマインドにやってくる瞬間
何が起きているのか、感じていない。

だから、これを試してごらん
そうすれば、三ヶ月の努力をすれば
突然、ある日、あなたは
知りながら、眠りに入っていくだろう
            Osho

これは眠りについての瞑想法です。

この瞑想は、私のお気に入りの瞑想です。

というか、

あるとき、UI(ユニティインスティチュート)の講師の
プラサードに質問しました。

私は瞑想中に、
よく居眠りをしてしまうのですが、
どうすればいいですか?

って質問したことがあります。

その時に紹介されたのがこの瞑想です。

このOshoの瞑想を紹介してくれたのではなく、

その時に言われたのが、

「眠ることに意識的でありなさい」

でした。

それ以来、というかそれ以前からも自分で試みていた瞑想です。

この瞑想法は、Oshoが講話の中で、

「仏陀は眠っている時にも、気づいている」
ということを話しているのを聞いたことがあったので、

眠っている時にも気づいていようと、
試みていた時期があったのです。

余談ですが、

以前私はよく通訳などもしていたのですが、
通訳しながらもよく眠ってしまうので、

リーラたちも、私の脳波に問題があるのではないかと心配して、
セドナのドクターを紹介してくれたほどです。

それでセドナまで行って、
そのドクターの治療を受けたこともあります。

いろいろ自分でも調べた結果、
私には無呼吸症候群の兆候があるらしく
(眠っている間に呼吸していないようです)

そういう人は、昼間などでも、突然眠りに落ちるということがあるようです。

伊集院静の「いねむり先生」という小説がありますが、
そのねむり先生に近い感じで、眠りに落ちる感じです。

そういうこともあって、

眠りに気づくということをやっている間に
居眠りしながら通訳する、という特技まで身につきましたが、

しかし、やはり、居眠りしながら通訳はまずいので、
通訳はやむを得ない時以外はしないことにしています。

それはともかく、

いつもは、「あなたたちは眠っている」
と言い続けているOshoが、

ここでは、

「あなたたちは、眠りのことを知らない」
というわけですから、面白いですよね。

要するに、「眠りに気づいていない」と
いうわけですね。

では、どのような瞑想法なのか?

それは次回に。

今日はここまでにします。

えたに