Oshoの言葉
瞑想をして、眠りに落ちる
もしあなたが瞑想をして
眠りに落ちるならば
あなたは瞑想しながら
目覚めるだろう
それは、微細なやり方で
あなたの深層無意識の中で
そのメソッドが
継続していたことを意味する
あなたの一晩全体が
瞑想になったのだ
あなたの眠りは
異なった質になるだろうーー
もっと静かに、もっとくつろぎ
もっと活力を取り戻すものになる
そして、6時間から8時間の間
サブリミナル的に目撃することが続く
朝になって
自分が目覚めたことに気づく時
あなたは驚くだろう!
あなたは、自分の呼吸を目撃している
Osho
眠りの瞑想。
実は、あの「一万人のブッダ達への百話」を
書いたジョティもあの眠りに気づく瞑想にチャレンジしていたようです。
ここにそのことが書いてありました。
ジョティは語ります。
「もう一方の瞑想は夜寝る前にしています。
この瞑想では、ベッドに横たわり、
体をリラックスさせ目を閉じて、
内側から、
意識がいわゆる目醒めの状態から
眠りの状態に移行していく過程を見守ります。
いかに眠りが乗っ取っていくのかを
見守り続けなくてはなりません。
この瞑想法を3カ月間続けても
一度もうまくいったためしがありません。
朝起きては眠りに入る地点を
見逃したことに気づくばかりです。
それでも素晴らしいことがひとつ起こりました。
夢を見始めると必ず思考の過程が
始まったことに気づき、
目が覚めるようになったのです。
このことをOshoに話しました。
Oshoは
「それもまた素晴らしい成果だ。
寝ているときに夢の始まりに
目を覚ますことが
できるようになれば、
いわゆる起きている状態のときでも
同じことができる」
と。
この瞑想法を続けるように言いました。
そして真実を探し求める探求者も、
研究室で実験する科学者のように、
いかに自分自身に対して
働きかけていかなくてはならないかを
説明しました。
私たち探求者の研究室は内側です。」
全部引用すると長くなるので、ここまでにします。
続きを読みたい方はこちら。
https://oejbooks.com/2016/03/06/meditation-laboratory/
今回のOshoの言葉は、
眠る前に瞑想することで、
その瞑想の意識が、
微妙な形で、眠っている間にも続いている、
ということなので、
前回紹介した
「意識的に眠りに落ちる」
というのとは少し違っていますが、
寝る前に瞑想したときには、
そのまま眠りに落ちていくときに
その眠りに気づきやすくなっています。
前回紹介した眠りの瞑想は、
「私は眠りがやってくるとき
目覚めたままでいる」
ということを覚えているという、難儀な瞑想なのですが、
今回は、眠る前に瞑想することです。
そうすることで、
その瞑想の意識が眠っているときにも
一晩中、サブリミナル的に継続している、
ということです。
こちらの方が
繊細なやり方ですが、その分、簡単です。
興味がある方は、実験してみてください。
「私たち探求者の研究室は内側です」
内なる科学の探求者になってみてください。
今日はここまでにします。
えたに