瞑想の選び方(2)

Oshoの言葉

前回からのつづき

瞑想の選び方(2)

大切なのは
あなたが一つの技法を  
その最後の最後までやり抜くことだ  
その究極の深みまで

そしてもしあなたが
一つの技法で成功したら

それからは、
他の技法はすべて
とても簡単になる

もし最初の技法に
6ヶ月かかったとしたら

他の技法には
たった1週間しか
かからないかもしれない

というのは
今度はあなたは
その地点まで
到達したことがあるからだ

あなたはその地点を知っており
瞑想が生み出す
そのスペースを知っている

これは
同じスペースに至る別の道だ

そして
他のいくつかの技法を試すにつれ
かかる時間はより少なくなる
       Osho

昨日のメルマガで、
Oshoのビデオを見ていただいていると思いますが、
https://youtu.be/oeEDKBxkNgM

念のため、テキストをお届けします。

ここでOshoが述べていることは
瞑想を進めていく上で、とても大切なことです。

自分がピンとくる瞑想が決まったら、
まずその瞑想を21日間やってみなさい、

とOshoはアドバイスしています。

> 少なくとも21日間だ  
> それがうまくいきはじめたら 
> 他の技法は全て忘れて  
> それをやり続けなさい  
>
> どれほど多くの技法を
> 試すかは問題ではない  
>
> 大切なのは 
> あなたが一つの技法を  
> その最後の最後までやり抜くことだ  
> その究極の深みまで

その自分がやり抜いたところの
瞑想の極みが、
とても大切になります。

そこに到達するまでは、
その瞑想の技法で、
その井戸を掘り進める必要があります。

その極み、というか
瞑想の源泉に到達しないで、
別の瞑想のテクニックに取り組んでも、

井戸の水が出ない穴ぼこをいくつも作るだけで、
瞑想の源泉からの水を飲むことができません。

でも、一度その味わいを味わうことができれば、
その他の瞑想はより簡単になっていきます。

>あなたはその地点を知っており
> 瞑想が生み出す
>そのスペースを知っている

> これは
> 同じスペースに至る別の道だ
> そして
> 他のいくつかの技法を試すにつれ
> かかる時間はより少なくなる

なので、どれでもいいのですが、
自分が取り組むと決めた、
一つの瞑想の技法を、6ヶ月ほど続けてみる
というのは、いい経験になると思います。

それから、いろんな瞑想に取り組むといいでしょう。

私がよくできていると思うのは
マニーシャのオンラインコース
「本来の自分に目覚める技術」で紹介されている
4ステップレットゴーです。
https://oshoartunity.com/blog/post_lp/skills-for-life_online

これは気づきをもたらす瞑想ですが、
まず体への気づきの方法
そして呼吸への気づき、
そしてマインドへの気づき
そして気づきそのものになっていく

という4つのステップが段階的に経験できるようになっています。

普通ビパッサナーの瞑想では、
体への気づき、呼吸への気づきを
そのメソッドとして実践します。

その気づきが深まるにつれて、
他の2つのステップも自然に起こるのですが、

このマニーシャのガイドを聞いて、
これを最初からやっていれば、
もっと楽に瞑想ができたのに、
と思いました。

どんな瞑想でもいいですが、
瞑想のプロセスを丁寧に実践して、
その瞑想の極みを体験することができれば、

ここで紹介している
Oshoの気づきの瞑想を実践するときには
その体験から始めることができるので、
より簡単になっていくでしょう。

それはハート瞑想でも同じです。

リーラやアルヴィナ、コマラが
ユニティインスティチュートで教えていますし、
ラハシャも「コンシャスリヴィング」で
丁寧にそのプロセスを教えています。

そのハート瞑想をしたことがある人であればわかると思いますが、

最初はそのガイドに従って、
ハート瞑想に入っていくプロセスを体験しますが、
https://oshoartunity.com/blog/post_lp/first_heartmeditation_online

その感覚が掴めれば、
ただ、手をハートの当てるだけで、
そのハート瞑想の深みへと
入っていきやすくなっているのに気づくでしょう。

そして、慣れれば、ハートに手を置くだけで、
そのスペースへと入っていくことができるようになります。

そのためには、

> あなたが一つの技法を  
> その最後の最後までやり抜くことだ  
> その究極の深みまで

ということがポイントになります。

次回につづく

えたに