瞑想の選び方(3)

Oshoの言葉

前回からのつづき

瞑想の選び方(3)

私は112の技法をすべて試したが
1ダースの技法を試してからは
それはとても簡単になる

最初から
あなたはたちまち
そのスペースに到達する

そしてその後で、
私はそれら112の技法以外の
私独自の技法を開発した

というのも

現代人のためには
それら112の技法では
カバーしきれない問題が
いくつかあるとわかったからだ
       Osho

ここでOshoはすごいことをひと言で語っています。

世界には多くの瞑想技法が存在しています。

マニーシャは、そのOshoが語る瞑想技法を研究し、
少なくとも500は存在すると語っています。

この言葉を聞けば、
Oshoはそれらの瞑想技法の全てを
自ら試していることがわかります。

そして、それらの瞑想技法を試すためのコツを
ここで披露しているわけです。

> 私は112の技法をすべて試したが
> 1ダースの技法を試してからは
> それはとても簡単になる

前回に述べられていたように、

まずは一つの瞑想をとことん突き詰める。

そうすれば他の瞑想法は簡単になる。

>最初から
> あなたはたちまち
>そのスペースに到達する

一度頂点に達することができれば、

どんな瞑想法でも、すぐに
その瞑想の頂点のスペースに到達できるというわけです。

でもこれはOshoのように、悟りを得てからなら、
瞑想技法を試さなくても、
既にそういう境地にいるわけなので、

そうすると、この言葉は私たちにとっては無意味な言葉になってしまいます。

これは、Oshoの体験として語られていることを考えると、

まだ悟りを得る前に、
自分でいろいろ瞑想を試していた時の
経験が語られているものと思われます。

そして、それらの瞑想技法について
語られているのが
「ヴィギャン・バイラバ・タントラ」
という本です。

最初は10巻の本として出版されていました。

それらの瞑想についての講話は、
そのときのOshoの瞑想体験をもとに
語られたものということになります。

そして、ここからが
さらにすごいところですが、

これらの瞑想を全て試した上で、

ダイナミック瞑想やクンダリーニ瞑想などが
編み出されたということです。

なぜなら、

> 現代人のためには
> それら112の技法では
> カバーしきれない問題が
> いくつかあるとわかったからだ

というわけです。

Oshoのビデオはこちら
https://youtu.be/oeEDKBxkNgM

次回につづく

えたに