自分自身であること

Oshoの言葉

自分自身であること

そのプロセスは単純だ。
あなたが何をしていようと、
あなたが何を考えていようと、
あなたが何を決断していようと、
ひとつ覚えておきなさい。
それはあなたからやって来ているのか?
それとも他の誰かが話しているのか?

そうすればあなたは驚くだろう、
その本当の声がわかって。

もしかして、
それはあなたの母親の声かもしれない。
彼女がまた話しているのが
聞こえるかもしれない。

もしかして、
それはあなたの父親かもしれない。
それを探知するのは、
まったく難しいことではない」

「それと闘う必要はない。
ただそれが自分の声ではないと知るだけで、
他の誰かの声だと知るだけで、

その他の誰かが、どこの誰であろうと、
あなたは、自分はもうそれには
従わないだろうと、わかっている。

その結果が、どうなろうとも、
良かろうと、悪かろうと、
今やあなたは、自分自身で
進むことを決断している。

あなたは成熟すると決断しているのだ
                                   Osho

「汝自身であることと、
汝自身を知ることでは、

どちらが大切ですか?」

という質問に答えたOshoの講話からの言葉です。

自分自身であるためにどうすればよいかが
具体的に語られています。

それは、自分のマインドの声に気づく
ということから始めるのが簡単だろうということで、

この方法(プロセス)が紹介されています。

マインドは、いずれにしろ、
誰かの声、これまでの知識や情報で
できているので、
オリジナルの考え(マインド)
というのはない、

というふうにOshoは
言っていたりしますが、

少なくとも、
自分が何かをやる時、
それが自分の考えでやっているのか、
それとも誰かの考えによるものなのか?

あるいはその決断が、
自分自身の決断なのか、
意識的でいなさい、

ということです。

自分のマインドに気づくようになれば、
これは母親からの声だとか、
父親の声だとかわかるようになりますが、

別にその声と議論する必要はない、
ただ、誰の声かに気づくだけでいい、
とOshoは言っています。

しばしば自分がこうなったのは、
家庭環境のせいだとか
両親のせいだとかいう人がいます。

それは自分のマインドの奴隷になっている人の
言うことです。

自分のマインドに気づくようになっていれば
そのように言えないことは明らかです。

自分のマインドの声に気づくこと、
自分のマインドの主人になること
成熟する、ということなのです。

>その結果が、どうなろうとも、
> 良かろうと、悪かろうと、
> 今やあなたは、自分自身で
>進むことを決断している。

> あなたは成熟すると
>決断しているのだ

それが自分の人生を生きる
ということになりますね。

Oshoの言葉を動画でみたい方は
過去のブログで紹介しています。
https://oejbooks.com/2014/12/23/osho-talk-about-knowing-thyself/

今日はここまでとします。

えたに