アメリカでのインタビューシリーズです。
記者からの質問 「ご自分のことを神だと思われますか?」 とOshoが質問されて、
「マイゴッド! 神などいないのに、
どうやったら自分のことを
神だと思えるのかね?
神は人間がでっちあげた最大の嘘だ」
とOshoは語ります。
「どうしてですか?」と記者。 「なぜなら。。。 」
詳しくは動画をみてくださいね。
4分足らずの動画です。 その時間もないっていう人のために、少しだけ種明かししておくと、要するに、宗教の神というのは、子どもの心理の投影に過ぎない、ということです。
「え? そんなばかな!」って思う方はビデオのほうを見てください。
キリストだって、磔にされて、最後には「父よ、私を見捨てたのですか?」と叫んだのに、一人息子だというのに神は救いに来なくて、キリストは幻滅して死んでいったのではないの?って言われると、それも一理あるなって思います。
キリスト教はマリアの処女懐胎などのお話から始まりますが、他の講話でOshoはそれについても語っています。
それも、とんでもない話なので、そんなことをキリスト教徒の方にはとても聞かせられません。
Oshoの初期の頃の講話では、キリストについてすばらしいことをいっぱい話しています。
それで「Oshoこそキリストだ!」と思って、キリスト教徒でOshoの弟子になった人たちもいっぱいいました。
ところが、Oshoはそのあとで、キリストのことを滅多切りにしています。
このようにそもそも神なんて人間の幻想に過ぎない、なんて語るOshoの講話を聞いて、Oshoから離れていった人たちもいっぱいいます。
このインタビューはアメリカで1985年に行われているのですが、キリスト教の原理主義のレーガン大統領の時代に、こういうことを言えばキリスト教原理主義の人たちの手によって、Oshoが暗殺されることになったのも当然です。
というわけで、このあとOshoは、アメリカ政府によって毒を盛られることになりました。
Oshoは論理を自在に操って話します。
キリストのことをすばらしく肯定的に語るときもあれば、キリスト教に痛烈な一撃をくらわせることも自由自在です。
アメリカという国でこういうことを話せばどうなるかということもOshoは十分承知していたはずです。それにもかかわらずこういうことを語るのは、よほどの反逆精神がないとできないことです。
そういうバックグラウンドも知った上で、この講話を聞いていただくと良いかと思います。
それでは、「My God! There Is No God! 」のビデオをご覧ください。
ちなみに、これは日本語の字幕が入っているビデオです。 日本語の字幕が表示されないときは、画面の下の歯車のマーク「設定」をクリックして「字幕」の言語を「日本語」に選択してください。
今日はこれまでにします。
えたに