寂しさへの瞑想シリーズ その19
Oshoの言葉
だから、夜になると夢を見るのだ。
なぜなら眠っている間あなたはひとりだ。
世界は消える。
あなたの夫はもはやそこにいない、
あなたの子供はもはやそこにはいない、
あなたの妻はもはやそこにいない、
あなたはひとりだ ーー
そして、あなたはひとりでいることが
できなくなっている。
あなたのマインドは、
単に夢の別の世界を代用する:
夢、一晩中夢が繰り返される。
なぜ夢が必要なのか?
なぜならあなたは一人になることは
できないからだ。
あなたの周りに存在する
この錯覚もすべては、
あなたが一つの基本的なことを
学んでいないためだ ー
ひとりになるということを。
禅師は正しい。
彼は「これは最大の奇跡だ」
と言っている。
私はひとり、自分とここに坐っている。
自分自身といることと、
自分自身といて幸せでいること、
自分自身といて至福に満ちていること、
そして空想に走らないことーー
そうすれば突然、人は家に返っている。
自分自身の深淵に入り込んでいる。
Osho
ずいぶん昔のことですが、
「アルファ・アンド・オメガ」(英語版)というヨーガについてOshoが語っている10巻の講和シリーズを読んだことががあります。
その中で夢について詳しく語っている章がありました。
そこでは7、8種類の夢の形態について詳しく語られています。
夢についてそんなに詳しく語られている本は
フロイトでもユングでも読んだことはないので驚きました。
その夢も、一人でいることができないから生じているというのだから驚きです。
このような視点で夢について語られている本にはお目にかかったことがありません。
自分自身といることと、
自分自身といて幸せでいること、
自分自身といて至福に満ちていること、
そして空想に走らないことーー
そうすれば突然、人は家に帰っている、
まさにこれが、ひとりあることのすべてなのですね。
そうすれば、孤独で、寂しく思うこともないというわけなのです。
今日はこれまでにします。
えたに