シングル ステップ

Oshoの言葉

シングル ステップ

千里の旅は、
シンプルな一歩によって成し遂げられる
一つの歩みだ。
一度に二歩進むことはできない。
一歩一歩、ただ一歩を歩むことで、
それが千里になり、無限にもなる

油断なく見守ることは、
シンプルな一歩だ。
そこにはアルファベットもない。
そこでは初心者もいない、
アマチュアもいないし専門家もいない。

誰もが途上にいる、
いつも途上にいる。
あなたは完全に正しく歩んでいる
そのまま続けなさい。
       Osho

ただ気づくこと、目撃すること、
見守ること、注意深くいること。

Oshoはこのことしか言っていません。

でも、どうしたらいいの?
これでいいのかな?

もっと上手くできないかな?
もっと上達する方法がないのかな?

いつまでやればいい?
どういう瞑想をすればいい?
どんな瞑想が自分にあっているの?

いろんなことを考えた挙句、
瞑想もしなければ、
気づくことも忘れ、
目撃することも忘れ、
不注意な人生を送っていたりします。

そうやって生きているうちに、
死んでいくわけなのですね。

それはともかく、

誰かがOshoに質問したんでしょうね。

油断なく見守ることについて。

それに対するOshoの言葉がこれです。

あなたはよくやっている。
一歩一歩、そのまま続けなさい。

ある探検隊の人の話を思い出しました。

あるとき、その探検隊が道に迷ったか、
霧が出てきたかで、どの方向に進んでいいのか
わからなくなってしまいました。

探検隊ですから、そういう場面に直面することが
度々ありました。

そのときに、いつも隊長は、

「大丈夫だ、そのまま進め」
と号令をかけていたのだそうです。

隊員は、みんなその隊長を信頼していたので、
その号令を信じて、進んでいくと、
必ず道が開けて、正しい道に出ることができた、と。

Oshoはあらゆる道を迷い、
マスターにつくこともなく
自分で道を切り開いてきた人です。

自分が迷ってしまったり、どうしようもなくなった時に、
進むべき道を示してくれる人がいる、
というのは、とても恵まれていることだなぁ、
と思います。

今日はここまでにします。

えたに