これこれ千回もこれ

著者 OSHO
訳者 スワミ・アナンド・ソパン
発売日 1993年6月3日
四六版上製 362頁 2,331円(税別)
ISBN 4-900612-16-2
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解説 | 目次 | プロフィール

すべての矢は≪これ≫に収束する。

1988年5月27日から6月1日まで、インドのプーナにあるOSHOコミューンにおいて語られた講話。
禅についてのこのシリーズで、OSHOは今までとは異なった試みを行った。
OSHOの現前のもとに、その指導によって一定の瞑想プロセスを体験するというものだ。
それは瞑想に手放しで入ってゆくという直接の体験を与えた。瞑想についての講和ではなく、瞑想の中の講和として。

これ ……は、あなたの実存の本質、禅の本質――これ だ。
これ は広大無辺だ。
この小さばことばには
全一な、普遍的な、永遠の真理が込められている。
これ には境界がない。
始まりもなく、
終わりもない。
それはつねにここにある。
あちこちをさ迷うのもいいが、あなたは大海の中を泳ぐ魚のようなものだ。
どこへ行こうと、それは同じ大海だ。あなたは子供かもしれないし、
若者かもしれないし、老人かもしれないし、死人かもしれないが、
これ はあなたの実存の永遠の真理にとどまる。
生きていようと、死んでいようと、これ から逃れることはできない」
(本文より)
第一話 禅―あなたのまさに本質
第二話 竹は語る
第三話 これ がすべての説法
第四話 宇宙の鼓動
第五話 自由が私の神
第六話 無を指し示す指
第七話 なぜ乞食になるのか?
第八話 永遠から永遠へ、狂気のように踊れ
第九話 炎の密林
第十話 禅ほど大胆なものはない
第十一話 始めもなく、終わりもなく
第十二話 限りなき深み
第十三話 わが家に入る五つの扉
第十四話 禅は無名の人のためのもの
第十五話 すべての矢は これ に向かう
■著者
OSHO
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