感受性は分かち合える
Sensitivity Can Be Shared
「感受性は
多くの方法で分かち合うことができる
一番の基本は 愛情に満ちていることだ
恋愛関係ではなく 純粋な愛情に
どんな条件もなく
なんの見返りもない愛
あなたはハートを注ぎ込む
ハートが感受性にあふれているので
それを人々に注ぎ込む
たとえ見知らぬ人であっても
今や科学者によっても
人は樹木と握手できるという
そしてもし あなたが好意を持っていれば
樹木の中にも 途方もない感受性を感じる」
このあと、Oshoは仏陀に起こったと言われている不思議な話をし、木にも感受性があるということの話をします。
これらのOshoの話は根も葉もないものではなく、実際に現在の科学で認められていることでもあります。
その植物の感受性や神秘については「植物の神秘生活―緑の賢者たちの新しい博物誌」という600ページほどの本に詳しく書かれています。
「外界に対してかくも確実に、かくもさまざまに、かくも敏速に反応する植物は何らかの外界との通信手段を持っているはずで、それはわれわれの感覚に優るとも劣らないものであるに相違ない」
「植物は感覚をもたぬ自動機械だとほとんど一般的に思われてきたが、今日では植物は人間の耳には聞こえない音や、目には見えない赤外線や紫外線のような色波長を識別する能力を知られるようになった。」
とりわけここでOshoが話していることは「バックスター効果」として有名です。
それはポリグラフうそ発見器の専門家であるバックスターが部屋にあったドラセナにガルバノメーター(検流計)をとりつけたときに、短期の感情的興奮を経験している人間ときわめてよく似た反応を示したことからはじまりました。
その極めつきは、彼が電極がとりつけられているその葉を焼いてみようと思ったときに、心に炎の像を描いた瞬間、マッチを取りに歩き出す間も無く、グラフ上の自動記録模様に劇的な変化が現れたというのです。
それは単なる一回だけのものではなく、これがきっかけとなって、バックスターは自分の植物が感覚ないし感じるものは何かを発見しようとして、自分の事務所を拡張して、宇宙時代にもふさわしい立派な科学実験室をつくり、数カ月にわたって、あらゆる種類の植物からの実験記録の図表をとって、さまざまな実験と検証を繰り返しました。
その実験はイェール大学のグループに対しても公開しています。 これらの植物の神秘的な反応を見ると、植物にも感受性や意識があることは確かなように思えます。
そういうことも念頭においてOshoの話を聞いてみるといいでしょう。
「この存在全体が感受性に満ちている
そして人間は
この存在の最高の成果だ
当然 あなたのハート
あなたの実存には
溢れ出す準備ができている
あなたはそれを隠し続け
抑圧し続けてきた
なぜならあなたの両親や教師たちが
あなたに教えてきた
たくましく、強くあれと
なぜならこの世界は
闘争に満ちた世界だからだと
もし戦うこともできず、
競争もできなければ
あなたは役立たずだと」
このあと、Oshoは感受性をどのようにすれば高めることができるかについて語っています。
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今日はここまでにします。
えたに