32年間、私は完全な無だ
For Thirty-two Years I Have Been Absolutely Nothing
これはアメリカでのインタビューシリーズのひとつです。
Osho
「私はあらゆる信念体系を壊したいのだ
カソリックであろうと
共産主義者であろうと 関係ない」
「人々からプログラムを外すだけで
プログラムはしない
それは 混じり気のない状態
タブラ・ラサ 白紙にしておく
何も書き込まない
彼らが生まれたままの
無垢の状態だ
私のここでの役割は
プログラムをはずすことだ
ユダヤ教徒やヒンズー教徒
イスラム教徒
誰であれここに来る者から
私はその人の信念体系を
壊さなければならない
私は他の信念体系のために
その人を感化しようと
しているわけではない
私は何者でもない」
「32年間 私は完全に無だ
だから科学に関する限り
客観的事実として
自然は真空は嫌うかもしれないが
精神的な内的な世界に
関する限りは 正反対だ
深く入れば入るほど
あなたは自分がより空だと感じる
究極には 自分はゼロだと知る
そしてそれこそが
光明を得る瞬間だ
あなたのエゴは消え失せた
あなたの欲は
遥か彼方に消え失せた
あなたは消え失せた
そこにあるのはただ
光 生 無限 永遠だ
あなたは
自分としてはそこにはいない
純粋意識としてのみある
そしてそれは無だ
仏陀は実際 それを無と名づけた
ニルヴァーナは 無という意味だ
西洋には
その点まで達した宗教はない
西洋の宗教には3つある
キリスト教 ユダヤ教 イスラム教
これらは インドの外で生まれた
インドでは3つの宗教が生まれた
ヒンズー教 ジャイナ教 仏教だ
3つのすべてが
あなたが内なるゼロに入るまで
到達した
そしてこの無になることが
これらの宗教の究極のゴールだ
そしてそれは何ものにも
二度と埋められることはない」
<質問者>
「私にはまったく理解できないと言っても驚かれないでしょうね」
Osho
「あなたには無理だろう
驚きはしない
自分が体験していないことを
どうやって理解できるのかね?
例えば
あなたが今まで砂糖を
味わったことがないとして
私が何をしようとも
砂糖の味をあなたに
説明する方法はない
私のサニヤシンたちに
頼んであなたを押さえて
あなたの口に
スプーン1杯の砂糖を押し込む
それしかない 少々手荒にみえるが
他に何ができる?
あなたがそれを味わわない限り
あなたはそれを理解しないだろう
だから 私の言っている
内なる無について
本当に理解したいなら
ここに来なさい
数日ここで過ごしなさい
それを体験したことのある
私の人々ともに 瞑想しなさい」
インタビューの記者とOshoとのやりとりをお楽しみください。
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今日はここまでにします。
えたに