今に生きる

「今、この瞬間にいること」

というのは、ブッダをはじめとする、
覚醒を得た、さまざまな人の口から、
何度も何度も語られる言葉です。

Oshoも例外ではありません。

そのことをいろんな角度から理解することで、

今にここにいるというのはどういう意味なのかがわかってきます。

今ここに生きることが「ゾルバ・ザ・ブッダ」の生き方とも言えます。

<今に生きる>

「現在(今ここ)」に在る
ことを学びなさい。

過去からエネルギーを引き戻しなさい。
思い出に浸って時間を
浪費しないように。

過ぎ去ったことは過ぎ去ったことだ。
それに別れを告げ、その章を閉じなさい。

まだ来ていないものは、まだ来ていない。
想像の中に時間とエネルギーを
不必要に浪費しないように。

なぜなら、どんな想像も
満たされたことはないからだ。

それゆえに、あらゆる言語において、
このような諺が存在する。

「人が提案(プロポーズ)し、
神が取り決める」

というのは、あなたは将来、
あることを想像するが、

決してそのようになったことがない。

過去と未来から
自分自身を引き戻しなさい。

あなたはとてつもなく強烈な
エネルギーになるだろう。

現在に集中し、矢のように
現在に集中するのだ。

一瞬一瞬に意識的になり、警戒し、
注意深く、今ここの中にいることが
列車に乗り遅れないための方法だ。

すべての体験は、この瞬間、
あなたの存在を必要としている。

これは簡単な秘訣だ。
だがそれが、存在の扉を開く。
すべての神秘、
知る価値のあるもの、
味わう価値のあるもの、
感じる価値のあるもの、
存在する価値のあるもの、
それらすべてのことへ扉を開く。
           Osho

BE IN THE PRESENT

Learn to be in the present.

Withdraw your energy from the past.
Don’t waste your time in memories.
What is gone is gone.
Say goodbye to it and close the chapter.

What has not come yet has not come yet.
Don’t unnecessarily waste your time and energy in imagination,
because no imagination is ever fulfilled.

It is because of this that the proverb exists in every language:
“Man proposes, and God disposes”
because you imagine a certain thing in the future,
and it is never so.

Withdrawing yourself from past and future,
you will become a tremendously intense energy,
focused in the present, concentrated in the present like an arrow.

Each moment being aware, alert, watchful, in the here now,
is the way not to miss the train.

Every experience needs your presence here, this moment.

And this is a simple secret,
but it opens the doors of existence,
of all the mysteries, of all that is worth knowing,
worth tasting, worth feeling, worth being.
                   Osho

過去のことを後悔したり、未来のことをあれこれ思い悩むのではなく、

今この一点にトータルにいること。

そうすることで、

> あなたはとてつもなく強烈なエネルギーになるだろう。

ということなのですね。

Oshoはここで、エネルギーを過去や未来に浪費しないで、

> 現在に集中し、矢のように現在に集中する

ということを教えてくれています。

それが「ゾルバ・ザ・ブッダ」の生き方と言えますね。

BE IN THE PRESENT

今日はここまでとします。

えたに