「存在について」シリーズ 1

Oshoの言葉

「OSHOの言う『存在(Being)』
という観念が解った様で
やっぱり解らない」

という質問がありました。

そこで「存在」についてOshoに語ってもらいましょう。

Oshoの言葉

「存在について」シリーズ 1

科学は、頭、理性、
論理に限定される。

ハートは、感情、情緒、
感性に限定される。

しかし、存在は
その両方を超えている。

それは純粋な沈黙であり、
考えることも、感じることもない。

そして、自分の存在を
知っている人だけが、真に宗教的だ。

ハートは中継点に過ぎない。

しかし、あなたは私の困難を
理解しなければならない。

あなたは頭の中にいる。
私は存在について
話すことはできない。

なぜなら頭は
理解することはできないからだ。

頭にとっては、
「存在」は存在しない。

だから科学者は魂を
否定し続けているのだ。

だから私は、中間に位置するハート
について話さなければならないのだ。

           Osho

ここでOshoは、「存在」は頭では理解できないことを明らかにしています。

なので、私たちが存在についてわからないのは
当然のことなのだ、ということがわかります。

なぜなら、私たちはいつも頭で生きているからです。

私たちは、この「存在」を頭で理解しようとしています。

なので、わからないのは当然なのです。

「存在」は「概念」ではないからです。

では、私たちにとって存在についてわからないのか、

というとそういうわけでもない、とOshoは言います。

なぜなら、私たちには、ハートがあるからです。

今日はここまでにします。

えたに