Oshoの言葉
意志と欲望の違い
意志とはあなたの生命力そのものだ
それはそれ自身を行使したい
十全に 全一にだ
それはあなたの中に隠れている
すべての花を引き出したい
あなた自身でありたい
意志が知っているのはひとつだけ
それは あなたと
あなたの黄金の未来だ
あなたは 今のこの瞬間は種子にすぎない
しかしあなたは 星々に届くような
大きな木になりうる
Osho
このOshoの言葉は、
以下の質問に対して話されたものです。
「最近、あなたは力への意志について語られました。
あなたは、この自分自身のマスターに
なろうという意志、
切望を抱くことの重要性を説明されました。
また、あらゆる欲望が、
人の欲求不満の原因であると、
あなたはしばしば断言されます。
意志と欲望の違いについて、
説明していただけないでしょうか？」
ここで、Oshoは意志と欲望の違いについて
語っているのですが、
欲望とは対象についてのものだと
定義しています。
欲望とは、もっとお金や地位や知識
などを求めることであり、
欲望には限りがありません。
これに対して、
意志は対象を求めることでなく、
その欲望の背後にある（欲望を動かしている）、
生命力そのもののことだと
定義しています。
生命力そのものを、
トータルに行使することを
意志と言っているようです。
つまり、
欲望とは対照に向かうエネルギーなのに対して、
意志とは、その欲望の背後にある
生命力（エネルギー）そのものを使うこと
というような関係にあるように思われます。
そして、その意志というのは
本来あるべき自分自身になるためのものだ
と言っているようです。
今は種でしかない自分自身を
黄金の未来に向かわせるもの、
本来のあるべき自分になるために、
種から大木になるために、
意志は必要なのだと。
そこで突然Oshoはヴァン・ゴッホの
星が輝く夜空に、
木が高く聳えている有名な
絵について話をするのですが、
その絵の意味について尋ねられたときの
ゴッホの答えがとても深淵であるとして、
そのゴッホの答えについて話しています。
その話があまりに深淵すぎて、
にわかには理解できないのですが、
その深淵な意味については
Oshoから直接聴いてください。
動画は昔のブログで紹介しています。
https://oejbooks.com/2015/02/23/difference-will-and-desire/
今日はここまでにします。
えたに
